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カートリッジをまとめて聴く その91 [試聴日記]

① フィリップス 922
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  針折れ品を修理した。
  非常にしっとりとしたサウンドだ。
  低域の芯もしっかりしており、刺激的な音はきかせない。

② パイオニア PC-110P1120411.JPG

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  付属カートリッジの代表と言って良い。
  自分の最初に使ったカートリッジもこれだった。
  改めて聞きなおしても、非常に安定したサウンドで安心して使える。

③ テクニクス EPC-280C
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  EPC-270Cの派生機種だ。
  270C の上級機ということで、スタイラスコニカルだが、天然無垢のダイヤを採用している。
  カンチレバーも硬質軽合金ストレートパイプとなっている。
  レンジは拡大されており、潜在能力の高さを感じる。

④ テクニクス EPC-207C
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  EPC-205C のコストダウンモデルだ。
  サスペンションは、ダンパのみ(205Cは、テンションワイヤー)
  スタイラスチップは、接合楕円(205Cは、無垢楕円ダイヤモンド)
  交換針の鉛スタビライザは省略

  デザインのせいかあまり話題にも上らなかった。
  サウンドは高級機に近づいており、⑤より更にレンジは拡大されており、現代的なサウンドとなっている。

⑤ テクニクス EPC-1200P1120414.JPG

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  2000年頃に生産されたカートリッジだ。
  MMとは思えないハイ上がりなサウンドだ。
  量感とか質感は控えめだ。
  オーディオ雑誌では、ヤング向けサウンド、ロック、ポップス向けと評価されるだろう。



⑥ テクニカ AT-OC7
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 ほぼ新品を入手した。シールは18000円となっている。今となっては考えられない安さだ。
 OC-7 の発電ユニットはAT-3F系で、メタルボディでがっちり挟み込めばOC-7の完成だ。
 カンチレバーは極細で極小のスタイラスチップだ。
 音は計測器サウンドがぴったりだ。
 正確に、再生しているよう思う。
 同程度のカートリッジを今買うと、5~6万くらいだ。


⑧ AT-10G コニカル
⑨ AT-10G シバタ針

  何かと話題のシバタ針とコニカル針を比べてみた。
  ボディは AT-10G系だ。

  コニカル
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  シバタ針
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  比べて聴くと違いが良くわかる。
  音場はシバタ針のが格段に広くなっている。
  子音もしっかり再生できてる。
  シバタ針のがよく正確再生できているように感じる。
  コニカルもがんばっているが、音場感や質感等ではやや後退する。

⑩ テクニクス EPC-205CII
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  大人気 EPC-205CIIIの前のモデルだ。
  EPC-205CIII と同様に癖がないとてもフラットな音調だ。
  音場も⑨より更に広がり、情報量も増えた感じた。
  IIIじゃなくてもIIでもこのモデル共通の良さが楽しめる。




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