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カートリッジをまとめて聴く その59 [試聴日記]

① テクニクス EPC-270C
② パイオニア PC-110

  どちらも付属レコードプレヤーに幅広く採用され、玉数も多い。
  どちらも単体販売もされている。

  EPC-270C
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  一体型の良さが出ている。解像度が高く、皮膚感まで伝わってきそうだ。
  中低域に厚いサウンドとなっている。

  PC-110
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  思ったより、非常にレンジが広いサウンドとなっている。
  エネルギーを高域方向に集中したサウンドとなっている。


③ テクニクス EPC-207C その1
④ テクニクス EPC-207C その2
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  大人気の EPC-205 の弟分なぜか不人気、デザインも悪くないのに不思議だ。
  音も決して悪くない。値付けが失敗した感じだ。

  その1
   音も落ち着いており、フラットな感じでワイドレンジだ。
   こうれは上級機のサウンドだ。テンションワイヤーが高音質というわけでもあるまい。
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  その2
   こちらは、③ よりヤング向けのサウンドとなっている。固体差はあるが傾向は同じような感じだ。
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⑤ DENON DL-8
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  高音質で有名な DL-8
  高域の切れや、解像度は とても付属 MM のサウンドとは思えない。
  本当はとても良いカートリッジだと思う。
  デザインも高級感がある。

⑥ パイオニア PC-330
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  ⑤ と比べるとかなりアダルト基調だ。刺々しさはなく、低域の量感がかなり良い感じだ。
  雰囲気もとても良い。


⑦ パイオニア PC-330MK2
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  ⑥とは全く別ものと考えていいだろう。細めのカンチレバーで、テンションワイヤー方式と PC-200 と構成が似ている。実はテクニカからのOEMだったのだろうかと思ってしまう。
  今となってはよくわからない。PC-200 に通じる良さはある。


⑧ テクニカ AT-15Ea
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  何かと縁がある AT-15Ea これも DL-103 ほどではないがロングセラーだった。(?)
  生産は終了しているようだが、新品でまだ入手は可能だ。
  低域を重視したサウンドで、AT-150 系のハイ上がりのサウンドとは方向性がやや異なる。


⑨ オルトフォン FF-15
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  針折れ品を修理した。修理した交換針は、ナガオカ製だ。
  ナガオカ製の交換針は、どのボディに装着できるようになっている。
  オルトフォンはクビレ、上溝、下溝で交換針とボディの組み合わせを規定しているようだ。
  カンチレバー M-44Gから移植した。
  非常にワイドレンジで、高解像度なサウンドに仕上がった。


⑩ オルトフォン VMS-20MK2
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  針が折れ品を入手した。手持ちのナガオカ製楕円交換針(原音)を装着して、復活させた。
  VMS は横にくびれている。見た目は、F-15系かVMS系は全くわからない。
  ヘッドシェルも違うし、条件はかなり違うが ⑨ よりずっとワイドレンジで解像度も高い。






  
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