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カートリッジをまとめて聴く その93 [試聴日記]

① テクニクス EPC-205CMK2
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  大人気 ECP-205CMK3 の前身機種だ。
  ワイドレンジで、MM型とは思えないサウンドだ。
  低域の量感、更に最低域も申し分なし。
  さずが日本を代表していたカートリッジだ。


②オルトフォン VMS-20E
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 基本構造は、F-15シリーズと同じだ。
 最大の違いはスタイラスチップだろう。
 VMSシリーズは無垢ダイヤ、F-15シリーズは接合ダイヤ使用だ。
 サウンドはレンジも広くさすが高級機といった印象だ。


③ ビクター MD-1020
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 本品はグランツからのOEM供給品だ。
 MD-1016から強化されている。
 接地面積の増大、逆三角形で設置面積最大で強度が増している。
 本品は貴重な4CH対応だ。
 妙にハイ上がりになりすぎる事もなく、大変バランスの良いサウンドだ。
 付属のカートリッジとは思えないできだ。

④ エンパイア 1000ZE/X
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 1000番シリーズの最高峰、4000シリーズのスタイラスチップは接合ダイヤだが、
 本機は無垢のダイヤモンドだ。
 音はフラットで癖のないサウンドだが、47KΩでうけると落ち着いたサウンドになる。
 今回は100KΩで受けている。


  
⑤ パイオニア PC-110
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 パイオニア PC-110 付属品のカートリッジ何度も何度も聴いている。
 傾向としてはだいたい同じだ、バランス良いサウンド、安定志向のサウンド
 高域は欲張らす、中低域重視のサウンドだ。

⑥ テクニカ AT-DS3
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  AT-100シリーズの DS向けというラインナップだ。
  カンチレバーが太い、音も図太いと想像されるがかなり違う。
  かなりハイ上がりで、繊細な音を聴かせる。
  AT-150シリーズと共通のサウンドに力強さも感じる。
  意外と隠れたハイCPだったのではないだろうか?


⑦ テクニカ AT-105H
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  このモデルは各社にOEM供給されていた。
  Technics EPC-H35 も OEM供給品だ。
  ⑥ よりアダルトで ⑤ よりヤングでバランスが良い。
  低域の切れもいいが、最低域の伸びは一歩後退か?


⑧ YAMAHA MC-801(テクニカ AT-312 相当品)
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  YAMAHAの付属プレヤー向けのカートリッジだ。
  AT-312の派生機種だろう。
  とても MC型らしいサウンドを聴かせてくれる。
  出力電圧が大きいのも音質的には楽だ。

⑨ パイオニア PC-110
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  今考えると、とてもバランスの良いカートリッジであり、買い換えなくても良かったかもと感じある。
  今回の固体は高域方向にエネルギーが集中しており、MM型らしからないサウンドとなっている。

⑩ ビクター MD-1016
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  ベルトドライブ時代を支えた、ビクターのプレヤーに標準的に採用されていた。
  グランツからのOEM供給品だ。
  付属カートリッジだが、十分Hi-Fiで使える。







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