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カートリッジをまとめて聴く その88 [試聴日記]

① オルトフォン コンコルド DJ
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  コンコルドの派生機種だ。
  取っ手はモールドとなりかなりコストダウンしている感じだ。
  音は DJ を意識影響かかなりメリハリドンシャリ調のサウンドとなっている。

② テクニカ AT-3
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  テクニカを世界ブランドに押し上げた立役者だ。
  テンションワイヤーを使っておらず、ダンパだけで支える構造だ。
  テンションワイヤーも良し悪しだ。
  開放感あふれている印象がある。低域も芯がありしっかりしているし、
  あまり刺激的になり過ぎることなく、落ち着いたサウンドを聴かせてくれる。

③ パイオニア PC-110
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  70年代後半のプレヤーの付属カートリッジに幅広く採用された。
  非常にバランスの良いカートリッジだ。
  レンジとそれほど欲張っていないが、低域と高域のバランスが良い。
  癖のないサウンドを聴かせてくれる。

④ テクニカ AT-E30
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  振動系の軽量化を計ったが、なぜか新シリーズの振動系じゃなくて、旧の振動系が生き残った。
  MLシリーズ、Eシリーズはとっくに終了したが AT-100系はモデルチェンジして生き残った。
  サウンドは、メリハリが合って解像度も高い。
  現代的なサウンドを聴かせてくれる。

⑤ DENON DL-301II
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  4点留め構造で、長岡氏もべたぼめだった。
  改めてサウンドを確認してみると
  MCらしいワイドレンジで癖が少ない。
  ロングセラーもうなづける。


⑥ グレース F-8
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  交換針は、新古品だが、サードパーティ製だ。
  無垢のダイヤではなく接合だ。
  しかしながら、サウンドは F-8本来の素晴らしさが発揮されている。
  非常に癖がなく素直なサウンドだ。


⑦ テクニカ VM-3
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  VM型カートリッジの大成功に導いた初期のモデル。
  交換針は、AT-10Gと互換性がある。
  レンジは欲張っていないが、とても良い雰囲気のサウンドをかもし出す。

⑧ テクニカ AT-10G
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  VM-3 の後継機となり、ロングセラーとなった。
  こうやって聞き比べると VM-3 より確実に進化していることが分かる。
  レンジも広がり、音場もぐっと広い。
  AT-10G ってこんなに良いカートリッジだったかな?

⑨ テクニカ AT-E50
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  針折れ状態からの修理品だ。
  ⑧ より更に、レンジが広がって、定位がよくなり解像度が上がっている。
  つまり、かなり現代的なサウンドと言っていいだろう。
  しかし、Eシリーズは 前述の AT-10G系より終焉を迎えるのが早かった。

⑩ 東芝 C-280M
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  グランツからのOEMと思われるが詳細は不明だ。
  東芝の付属プレヤーで採用されていた。
  レンジは欲張っていないが、定位も良い。
  量感は少なめで、ややハイ上がりのサウンドとなっている。






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