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テクニカ AT-15 シリーズ を比較する。 [試聴日記]

テクニカ AT-15 シリーズ が4個入手できた。
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① AT-15E
② AT-15XE
③ AT-15Ea
④ AT-15Ea 修理品

なんだかんだ言っても AT-15E が一番高級感がある。
Ea でどうしてもプラモデルみたいな色にしたのだろうか?
とても疑問だ。
XE は Ea 海外向けモデルだ。
④は針折れ品をAT-10G系の振動系に入れ替えて修理している。

① AT-15E
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 アッタク音がよく表現できている。音の粒立ちが良い。
 メリハリのあるサウンドを聴かせてくれる。
② AT-15XE
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 音量が少し小さい。ヘッドシェルの影響もあるだろが、① と比べるとアダルト調だ。
 
③ AT-15Ea
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 モールドの色は濃い青、グレーに近い青もある。どちらが最近の生産品かはわからない。
 音量は ① と同じくらいだ。
 ややハイ上がりのサウンドだ。量感はやや寂しい。
④ AT-15Ea 修理品
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  音量は、②と同じくらいでやや小さめだ。
  ③とはかなり音の傾向が違う。
  ③がハイ上がりなのに対して、こちらのがフラットというべきだろう。
  非常にバランスの良いサウンドだ。






オルトフォン コンコルド3兄弟を聴きくらべる。 [試聴日記]

オルトフォン のコンコルド 本当にかっこいい。
しかし、こんな軽量のカートリッジはバランスがとれるアームがどれだけあったか疑問だ。
SAEC WE-407 はだいぶズルをしてバランスをとっている。
コンコルドの単体カートリッジが LM シリーズ でその派生機種がたくさんある。
Ωシリーズも入手できたので比べてみた。

① LMB-8

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LN シリーズの後継と思われる。
ややレンジは狭いが、MMらしいサウンドを聴かせてくれる。

② Ω
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LN の派生機種で、ローコストモデルと思われる。
低域の量感は良く出ている。



③ コンコルド20
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デザインは今見ても斬新だ。VMSシリーズより、軽快なサウンドが重量が関係しているかもしれない。


カートリッジをまとめて聴く その86 [試聴日記]

① ビクター MD-1016 33H
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  グランツからのOEMだ。ベルトドライブからダイレクトの過渡期の付属プレヤーによく採用されたいた。
  付属品のおまけカートリッジなのだが、よくできたカートリッジだ。
  低域の押し出しがよく MM型の見本のようなカートリッジだ。

② テクニカ AT-100E
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 本品は、テクニカブランドではなく、OEMモデルだ。
 ① と比べると楕円スタイラスの影響か確実にレンジは広がっている。
 押し出し、低域の量感は若干後退しているようだ。


③ テクニカ AT-10G
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  トリオのV-42、テクニカからのOEM供給品だ。
  低域の量感が良い、少しダンプ気味で、アダルトなサウンドだ。

④ テクニクス EPC-1200U
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  DJ の文字があり、テクニクスがスクラッチブームの時に発売したカートリッジだ。
  これも、THE MM といった感じのサウンドだ。低域の量感が素晴らしい、レンジはやや狭い。

⑤ スタントン 681EEE
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  スタントンのカートリッジのカンチレバーには驚かされる。
  更にダンパーは固めで、不良かなと思ったら素晴らしいサウンドだったりする。
  レンジは広がっており、低域の伸びも良い。
  日本のカートリッジのように毛穴まで表現するようなサウンドではない。


⑥ テクニクス EPC-270
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  テクニクスと書いてあるが、OEM向けらしくモールドの色が違う。
  ボディは EPC-270 そのものだ。
  付属カートリッジの割りに良くできている。量感はやや控えめだが、レンジも広く付属としては十分だ。

⑦ SONY VL-32
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  テクニカ からのOEM製品で、AT-10G系の派生機種だ。
  高域が伸びており、AT-10G系のサウンドとは少し違うようだ。
  低域の量感はやや控えめだ。

⑧ パイオニア PC-110
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  テクニクスのEPC-270と同じく、付属で生産数量は何個だろう。
  特筆すべきはこのカートリッジの断線にはお目にかかったことがない。
  オルトフォンとは大違いだ。
  高域がとてもさわやかなカートリッジであり、付属品として十分だろう。

⑨ テクニカ AT-E30
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  テクニカが軽量化の振動系でリリースした新シリーズ。
  こちらは不人気で結局旧来の振動系が生き残ることになる。
  短いカンチレバーなど振動系の軽量化は、解像度のサウンドに寄与している。
  デザインが受け入れらなかったようだ。


⑩ パイオニア PC-11
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 ベルトドライブ時代の付属カートリッジだ。
 製造はテクニカ、PC-20 までロングセーラーだった。
 付属品のカートリッジだが、音場もいいし低域の量感も良い。

  

GT-2000 + DV-505 続き その2 [My Info]

GT-2000 + DV-505 の続き その2
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14-1

>> 本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。

業者で、個人的に、アルミ切削やりますよ。
図面をくれれば、その図面が問題だ。
穴位置を正確に測定できない。木製なら微調整はできるがメタルだと不可能に近い。
図面か、そうだ木練習して、それを実寸して作ってもらうと練習を兼ねて、5.5mm MDF の2枚重ねで自作した。
かっこ悪い。しっかり固定できているので問題ないと思う。
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DL-107 で再度試聴
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何度聴いても、重い低音じゃなくて、軽低音だ。
高域に特徴がある、解像度が高く、予想を裏切った好みのサウンドとなった。
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