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カートリッジをまとめて聴く その94 [試聴日記]

① テクニカ AT-12E

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  AT-10G系の上位機種だ。
  スタイラスチップは、接合だが楕円ダイヤモンドチップ採用だ。
  12E楕円(接合)
  13E楕円(無垢ダイヤ)
  14E楕円(無垢ダイヤ+ティパーカンチレバー)
  15E楕円(極小無垢ダイヤ+ティパーカンチレバー)

  こんな違いでバリエーションを増やしていたようだ。
  12E は 10G の接合楕円バージョンということになる。

  楕円スタイラスチップの影響かややハイ上がりながらレンジの広いサウンドが楽しめる。

② AT-120E
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  テクニカのAT-100シリーズの入門機だった。
  入門機ながら、無垢ダイヤのスタイラスチップを採用している。
  上位機種は、同じ無垢のダイヤモンドだが、スタイラスチップは更に小さい。
  高域も伸びているし、低域の量感も十分だ。
  ややアダルト調のサウンドとなっている。

③ AT-15Ea
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  針折れ品を入手したが、AT-10G系の振動系を入れ替えて復活させた。
  やや短めのカンチレバーを選んだ、AT-15Ea らしいサウンドが再現できている。
  AT-15Eaのサウンドの特徴はボディにあると考えれているが、ボディはオリジナルなので当たり前かもしれない。



④ オルトフォン LM-30H
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  コンコルド系のユニバーサルタイプだ。
  針がついていてラッキーと思ったが、ダンパが劣化してふにゃふにゃ
  胴体着陸してしまう、手持ちの LM-10H原音向けのスタイラスがあったのでそちらで代用する。
  原音シリーズは、楕円ダイヤモンド、チタンコーティングカンチレバーが特徴だ。
  楕円は入手困難だ。
  
  繊細で、解像度の高いサウンドが楽しめる。
  原音シリーズだけあって、オリジナルに近いサウンドが再現できていると思う。
  原音シリーズは入手困難だ。


⑤ピッカリング XUV/4500Q
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  スタントンの互換針楕円針で復活させた。
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  当時のピッカリング製の交換針は、ダンパが劣化してまもに再生できないものが多い。
  スタントンの互換針は、楕円だけあって、繊細で非常に高解像度のサウンドだ。
  

⑥ピッカリング XV-15/625
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  ピッカリングの交換針は太くて短くて驚いた。
  残念ながら、カンチレバーに打痕がある。一応問題なく使えているようだ。
  この太さのカンチレバーとは逆にハイ上がりで繊細なサウンドを聴かせる。

  

⑦ パイオニア PC-110
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  プレヤーの付属カートリッジとして広く採用された。
  かなりレンジも広く、ローコストおまけカートリッジとは思えないサウンドだ。
  かなりメリハリのあるサウンドで高級機に入れても違和感はない。

⑧ パイオニア PC-3MC
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  80年ごろのMCブームに乗って、付属品カートリッジとして広く採用された。
  ⑦ と比べると差がつく、解像度も上がり、音場も広がり情報量も増えた。
  MC型らしいサウンドがMMポジションで楽しめる。

⑨ エンパイア 2000E/Z
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  舶来のカートリッジは実売と定価があまりに乖離しており正確な値段はわからない。
  高級カートリッジらしく、情報量が多く安定したサウンドだ。
  低域の量感は控えめだ。

⑩ テクニカ AT-F3II
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  アナログ終盤期に投入された。
  長岡氏べた褒めカートリッジだ。
  ハイコストパフォーマンス機であることは間違いない。
  レンジの広さと音場の広大さはさすがだ。
  

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