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カートリッジをまとめて聴く その67 [試聴日記]

① SONY XL-15
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本当は高音質のXL-15
 現存しているカートリッジはダンパが飴状態のものが多く、注意が必要だ。
 本機は後期の生産か?
 問題なく使える。実力が発揮できればいいカートリッジであることは間違いない。
 値段を超えたレンジ、定位、音場が楽しめる。

② ナガオカ 33(?)
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 テクニカからのOEMでAT-5の派生機種と思われる。
 音場は広大で、音の切れも良い。
 生産年数を考慮しても、驚くべき性能維持力だ。

③オルトフォン FF15XMK2
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 高域にエネルギーがやや偏ったカートリッジだ。
 低域の量感はもう一息だ。高域の切れ、解像度は素晴らしい。

④オルトフォン FF15EO
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 ④より中庸なサウンドだが、ややハイ上がりだ。
 高域の切れ、解像度は③ と同じような傾向だ。


⑤ テクニカ AT-3200S
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  針折れ品を修理した。交換針のMCも交換針が売っていないから意味がない。
  カンチレバーの途中から接続した。 
  高域の切れもよく本来のMC型の良さが表れている。

⑥ テクニカ AT-10G
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  テクニカのスタンダード的なカートリッジ
  生産終了となっている。OEM時代も含めた半世紀生産していたことになる。
  どっしりとしてピラミッドサウンド、高域のレンジは欲張っていない。

⑦ MT-24
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  MT-24 と ビクターZ-1S はボディは共通で上側のモールドが異なるだけだ。
  グランツからのOEMである。針の互換性は問題ない。隙間が開く。機能には問題ない。
  音を聴いておどろいた。ワイドレンジで文句なし。これは高級機のサウンドだ。

⑧ PC-110 改
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  PC-110 はボディだけ沢山あるので、SONY交換針を装着した。
  互換性は問題ないがやはり隙間が開く。
  低域の量感が素晴らしい、互換交換針と言っても問題ないだろう。
  
⑨ PC-110 オリジナル
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  こちらはオリジナルの交換針だ。PC-110 は付属品でありおまけ的要素が強いが安定したサウンドが楽しめる。
  

⑩ テクニカ AT-120E
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  100シリーズのローコストモデル。
  スタイラスチップは楕円無垢と手抜きはない。
  高域の解像度も高く、テクニカサウンドといったところか



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