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カートリッジをまとめて聴く その73 [試聴日記]

① ビクター X-1II/E
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  以前も聴いたことがあるが、ビクター X シリーズは本当に良くできている。
  テクニカと音質面では対等に戦える。
  おそらく、グランツからのOEMだろう。
  Z-1系とは違った良さがある。
  高域の切れ、解像度は文句なし、ワイドレンジで定位も良い。

② オルトフォン VMS-30MK2
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  かなりゆったりとした、アダルトのサウンドだ。
  高域がだれることがなく、芯のしっかりしたサウンドだ。
  雰囲気も良い。さすが高級機といったところだ。

③ パイオニア PC-16
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  PC-330 の前機種だ。①と②と比べると解像度は若干落ちる。
  レンジもやや狭い、バランスが良く聴き疲れないサウンドを聴かせてくれる。

④ SONY XL-15
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  交換針は、オリジナルだ。オリジナルの意味は改造したり、修理したりしているので意図的に記載している。
  本品のダンパは問題なく使える。
  高域の切れは抜群で、解像度も高い、やや量感が抑えられている。好みが分かれるところだ。
  非常に自分好みだし、高級機に入れても違和感はない。

⑤ テクニカ AT-14Sa
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  古くて新しいシバタ針、なんで止めてまた復活したのだろうか?
  シバタ針は傾向的にややアダルトな方向に行くように感じる。
  ④を聴いた後なので余計そう感じるが、非常にゆったりとして、優雅なサウンドである。
  リッチなサウンドが楽しめる。

⑥ テクニカ AT-15Ea
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  ヘッドシェルにアルミブロック削り出しの T-17を選択した。
  ⑤ より更にゆったりとした、貴族のサウンドといった感じだ。
  立ち上がりは早く、高域がうるさくなることもない。
  T-17 との相性はいいようである。


⑦ パイオニア PC-330
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 PC-330:高級プレヤーの付属カートリッジ
 PC-110:普及プレヤーの付属カートリッジ
 として長く、沢山投入された。

 PC-330はややアダルトタッチだが、高級機に組み入れても違和感なく使える。


⑧ Lo-D MT-24

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  本品は、グランツからのOEM供給品だ。
  ビクターのZ-1Sと発電ユニットは同じで、上部モールドだけが異なる。
  音場も十分広く、Z-1Sと同様に高品位のサウンドが楽しめる。

⑨ テクニカ AT-10G
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  日本のスタンダードカートリッジ。
  OEMも含めたら、出回っている数は多い。
  最近型が壊れて製造中止になったらしい。
  再生産はしないのだろうか?

  安心して使用できるカートリッジだ。

⑩ AKG PU-3E
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  非常にレトロというかクラシックな製品だ。
  とても保存状態はいい。
  ややレンジは押さえ気味だが非常にゆったりとしたアダルトチックなサウンドだ。
  ELAC 製品のサウンド似ている。日本製品にはない独自のサウンドだ。










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