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カートリッジをまとめて聴く その80 [試聴日記]

① テクニクス EPC-205CMK3 + EPS-405QD(シバタ針)

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  オリジナルの交換針ではないが、4CH対応のシバタ針チタンカンチレバーの組み合わせだ。
  音はやや小さめだが、オリジナルと同じような大きさだったので組み合わせの問題ではない。
  音は、ワイドでフラットで広大な音場と解像度の高いサウンドを聴かせてくれる。
  白いスタイラスノブもなかなかいい感じだ。

② DENON DL-107
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  このカートリッジを見た印象はこんな格好の悪いカートリッジを買う人いるんだろうか?
  だった、後にFM東京でも採用されていたことを知る。
  スタイラスチップは、無垢のコニカルダイヤモンドだ。
  古い設計ながら、ワイドレンジで解像度も高く、歪み感も感じさせない。
  さすが放送局仕様といった感じだ。
  DL-103とはかなり印象が異なる。

③ AIWA の付属カートリッジ
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  どこのOEM供給品か分からない。期待して聞いてみると、なかなか良い。
  通常使用ならほとんど不満もなく使うことができるのではないだろうか

④ オルトフォン MC-20
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  このカートリッジは、どうしてこんなに日本で受けたのだろうか?
  音は繊細で、骨太サウンドではないし、不思議だった。
  実は、設計者が日本人だ ZXY 創業者 中塚氏だ。
  MC-20 だから日本人好みのサウンドなんだと勝手に納得していた。
  今聴きなおしても、繊細なサウンドだ。日本のマーケットをかなり意識していたようだ。
  ZXY シリーズの世界から非常に高い評価を受けている。当然だろう。

⑤ テクニカ AT-30E
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  交換針タイプのMCカートリッジ、交換針ビジネスに配慮したのではと邪推してしまう。
  無垢の楕円ダイヤモンドを採用しており、非常にバランスの良いサウンドを聴かせてくれる。


⑥ ADC Q36
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 70年代後半から80年前半にかけてオーディオブーム(特に北米)が発生。
 OTTO はオーディオ事業だけで1千億円を超える売り上げがあった。
 この事実は、株を始めてから知ったことであり、経営者は皆勘違いするのも納得だ、
 そのころ、日本でもオーディオブームであり、ダイエーなどのスーパーにカートリッジが売られていた。
 ADC と エンパイアのカートリッジが 50%引きだった。
 そんな先入観はさておき、サウンドを聴いてみる。
 かなり低域に厚いサウンドとなっている。
 低域の量感が気持ちいい。分厚いサウンドで、MM型らしいサウンドが楽しめる。


⑦ テクニカ AT-10G
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 ユニバーサルアームは WE-407 だけになったので、WE-407での試聴。
 ヘッドシェルは柘植のウッドシェルだ。AT-10Gがかなり違って生き生きと聴こえる。
 木製のヘッドシェルも独自の味わいがある。


⑧ ビクター MD-1016
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  グランツからのOEM供給品だ、ビクター以外にたくさんのメーカーにOEM供給されていた。
  このカートリッジ意外と実力が高く、いつもはっとさせられる。
  付属カートリッジとは思えない実力を持っている。

⑨ パイオニア PC-330
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  PC-110 の上位機種だ。
  PC-110 よりレンジは広がっておいる。非常に場バランスが良いカートリッジだ。

⑩ テクニクス EPC-U1200
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  最近よく使われたカートリッジだ。レンジは広く、抜けが良い。
  ややアダルト調のサウンドだ。
  最近の生産だ。



 


 





 
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