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カートリッジをまとめて聴く その82 [試聴日記]

① FR-6SE
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 FR はアームが有名だが、カートリッジは本当に音質重視のカートリッジが多い。
 本品も MM型だが非常によくできたカートリッジだ。
 価格以上に良くできたカートリッジだ。



② パイオニア PC-10
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 70年代のプレヤーに幅広く採用された。
 ややレンジは狭いし、広大な音場も難しいが低域に力があり安定したサウンドが楽しめる。

③ SONY VL-37G
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  テクニカからのOEMだ。ヘッドシェル一体型のVM型カートリッジだ。
  当時は、音質向上のためではなくコストダウン目的で、一体型カートリッジも開発された。
  本機は一体型カートリッジが十分出ていると思われる。
  定位が良く、音の分離も良い。

④ パイオニア PC-110
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  PC-10系の後継カートリッジと考えていいだろう。
  こうやって聞き比べると、かんり現代風に変化していることが分かる。
  レンジが広がって、解像度も上がっている。


⑤ FR-6SE 修理品
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  FR-6 --> FR-101 と発展している。
  針が折れていたので、繋いで修理した。
  ①と比べても遜色のないサウンドが楽しめる。
  ややカンチレバーが長めだった。




⑥ サンスイ SV-28
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  サンスイ付属プレヤーに広く採用された。
  製造元はグランツではないかと思われる。
  レンジはそんな欲張っていないが、非常にバランスが良く聴きやすい。

⑦ テクニカ AT-10G
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  生産終了になってしまった。AT-10G 
  今聴きなおしても、安定、スタンダード、安心サウンドといった印象だ。
  レンジはやはりやや狭い、音場は狭いでもサウンドは安定しており、中低域の量感も良い。

⑧ テクニカ AT-E50
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  楕円極小スタイラスチップ、振動系の軽量化が図られている。
  ⑦ と比べても差は歴然としている。高域も広がり、ワイドレンジ化が図られている。
  しかし、このシリーズはかわいそうなくらい不人気だ。

⑨ テクニカ AT-14Sa
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  古くて新しい シバタ針が採用されている。⑧より更に解像度が上がっている。
  ワイドレンジだ。高域だけではなく低域の解像度も上がっている。
  非常にフラットなサウンドだ。

⑩ テクニカ AT-15E
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  ⑦から値段順に聴いてみた。
  値段と音がほぼ比例している。テクニカのテクノジーは本当に素晴らしい。
  AT-15E は低域の量感が更にパワーアップしており、高域と低域のバランスが見事だ。
  AT-15E系は低域に重きをおいたカートリッジなのだろう。
  


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