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カートリッジをまとめて聴く その85 [試聴日記]

① SONY XL-15
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  このカートリッジのダンパの大半が劣化して使えない。
  本カートリッジのダンパは問題ないようだ。
  本当は実力の高いカートリッジだと関心する。
  オークションで取引されている XL-15 の大半はまともに再生できないだろう。
  いつもながら、良くこの値段と関心する。しかし、ノブの色が安っぽくで残念だ。

② SONY XL-15 + XL-20 の交換針
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  本来は互換性がないが、問題なく利用可能だ。
  本交換針は、新品だ。
  ① と比べて、遜色のないサウンドが楽しめる。
  レンジも広く、高級機と比べても遜色ないと思う。

③ テクニクス EPC-205CMKII
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  大人気 EPC-205CMK3 の前身モデルだ。
  ワイドで、フラットで高品位なサウンドが楽しめる。

④ ナガオカ MP-11
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  MP-100 のベースとなったモデルだ。
  立ちがありもよく、シャープ、ハイスピードなサウンドを聴かせる。
  ローコストなのに非常に高品質なサウンドだ。

⑤ ビクター MD-1016
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  グランツからのOEM供給品だ。
  グランツは多くのベンダーにカートリッジを供給していた。
  付属品のカートリッジとしては特に優秀で、高級機として組み込んでも違和感はない。

⑥ グレース F8-L
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  グレースのカートリッジの音の良さの秘密が分からない。
  交換針はモールドだし、交換の勘合が強固な分けでもなくローコストMM型なみの構造だ。
  出てくるサウンド、非常に高品位だ MCライクなサウンドが楽しめる。


⑦ ビクター MD-1016 その2
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  グランツからのOEM供給品だ。
  土台となり、日本のオーディオメーカーを支えていた。
  このカートリッジは高域に特徴がある。
  切れのある高域が素晴らしい。

⑧ Lo-D MT-24
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  こちらもグランツからのOEM供給品。
  ビクターのZ-1Sと同じ発電ユニットだ。上部モールドだけが違う。
  改めて聴きなおすと良くできたカートリッジだ。


⑧ テクニカ AT-E50
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 デザインが斬新過ぎたのか不人気で直ぐに終了となった。
 極細の短いカンチレバーが特徴で、振動系の軽量化が計られている。
 サウンドも現代風にアレンジされている。
 オークションではとても不人気だ。
 超ハイCPカートリッジだった。

⑨ スタントン500A
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  1.5g針圧では音が歪む。資料によると針圧は 2~5gと書かれている。
  2.5g針圧を印加して再度試聴してみた。
  低域の分厚いサウンドとなった。

⑩ テクニクス EPC-207C
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  大人気 EPC-205CMK3 の廉価版だ。
  スタイラスチップ 無垢 --> 接合楕円
カンチレバー ボロン --> アルミパイプ
  テンションワイヤー方式 --> ダンパのみ

  1万5千では競合も多く、人気は無かった。
  レンジは広く、音場の再現性も優れたハイ CP カートリッジだ。
  

  




 
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