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ビクター U1-E を聴く。 [試聴日記]

PICT0011.JPG
こちらも ML-180 のついでに貸し出ししてもらった、シェル一体型 のビクター U-1E 
驚いた、当時 19000円 MM ベスト10に入るほど素晴らしい。
文句のつけようがない。
ベースは Z-1 系は間違いない。
しかも、ほとんど劣化していない。

Z-1系はグランツから OEM 品だ。
かっこ良く言えば、共同開発、ODM 開発だったのだろう。
スタイラスノブがネジ止めこれは、AT-25/24/23 とも共通だ。
この辺りが、高音質のポイントなのだろう。
長岡氏も言及しているが、ビジネス的には失敗だったようだ。
雑誌にも、あまり取り上げられなかったし、読者訪問で U-1E がリファレンスで使っているのは見たことがない。
ちなみに、私も読者訪問の使用機械はかなり参考にしていた。
まじめに作って、かなりの高音質を実現したが、戦略の失敗で売れなかった。
これも欲しいカートリッジになってしまった。
スペック

■価格 \19,500
■発電方式 MM型
■出力電圧 3mV/1kHz 5cm/sec
■針圧 1.5±0.2g
■再生周波数帯域 10-40,000Hz
■チャンネルセパレーション 25dB(1kHz)
■チャンネルバランス 
■コンプライアンス 12×10-6cm/dyne
■負荷抵抗 47k~100kΩ
■直流抵抗
■内部インピーダンス
■針先 0.3×0.7mil楕円
■自重 22g
■交換針 DT-U1E(\11,000)
■発売  1977年10月
■販売終了 1986年頃
■備考 価格は1977年頃のもの
シェル一体型
ジェラルミンテーパードパイプカンチレバー
表面/チタン・ナイトライド処理

トレースが難しい 中島みゆき 最内周の アザミ嬢のララバイ をサンプリング

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