テクニカ AT-14Ea を修理する。 [修理記録]
テクニカ AT-14Ea を修理した。
修理といっても、AT-10G系の振動系をそっくり移植するだけだ。
簡単だと思ったら大間違い、針を繋いだほうが楽かもしれない。
旧振動系の取り外し、
ネジ止め材で固定されたイモネジを緩める。
これも至難の業で、油断するとネジ山をつぶす。
移植元の振動系の取り外し
油断せず、綺麗にネジ止め材をとってからやった方が良い。
やっぱり、ねじ山をつぶしてしまった。
こんな感じ
しかたないので、ピンバイスでほじくって、モールドを壊して取り外した。
手が滑って振動系にダメージを与えてはいけない。
やっぱり、垂直を出すのが難しい、マグネットに部分を押して調整するが、マグネットがドライバに吸い寄せられて動く。
竹製のヘラで調整すると調子が良い。
思ったより、ずっと良い、やっぱり新品の振動系だから当たり前か?
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
修理といっても、AT-10G系の振動系をそっくり移植するだけだ。
簡単だと思ったら大間違い、針を繋いだほうが楽かもしれない。
旧振動系の取り外し、
ネジ止め材で固定されたイモネジを緩める。
これも至難の業で、油断するとネジ山をつぶす。
移植元の振動系の取り外し
油断せず、綺麗にネジ止め材をとってからやった方が良い。
やっぱり、ねじ山をつぶしてしまった。
こんな感じ
しかたないので、ピンバイスでほじくって、モールドを壊して取り外した。
手が滑って振動系にダメージを与えてはいけない。
やっぱり、垂直を出すのが難しい、マグネットに部分を押して調整するが、マグネットがドライバに吸い寄せられて動く。
竹製のヘラで調整すると調子が良い。
思ったより、ずっと良い、やっぱり新品の振動系だから当たり前か?
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
2014-05-15 22:30
nice!(1)
コメント(3)
トラックバック(0)
en_ide 様
てにえと申します。初めまして。
当ブログを、いつも感嘆しながら拝読しております。私もアナログ・レコードが好きで日常的に聴いております。
レコードで、針の飛ぶような傷は、よほど深く抉れているような場合は別として、修復できるようになったのですが、カートリッジの修復ができません。
以前、DL-103Dが内部で断線したのを、断線は修復できたものの、喜んで聴いている裡に、うっかりカンチレバーを折ってしまったことがあります。
en_ide 様のように、他のカンチレバーを繋げないかと試みましたが、全く歯が立ちませんでした。
可能ならば、en_ide 様の高い技術をご伝授戴きたいところです。しかし、秘伝でしょうか。ブログ上ででもご説明下さったら、とても嬉しいのですが。
この点、既述されておられたのであれば、ご容赦下さい。
by てにえ (2014-05-16 18:55)
修理方法のやり方はさまざまです。
はっきり言って ボロン的日記のパクリです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~boron/boron'sdiary.htm
更新は滞っており、このページはいつなくなるか分かりません。
DL-103 系が簡単なので、DL-103系から始めてみるといいと思います。
実体顕微鏡の購入をお勧めします。
老眼の影響もありますが、肉眼でやれといわれても、まともに作業できない気がします。
後は、非磁性体のピンセット(チタン製が良い)が必要です。
ピンセットは、何個も買っていますが、ホーザンのチタン製が一番良かったです。(最近売っていなかった)
できる人なら、ボロン的日記を読めばできると思います。
今回は、振動系の交換について丁寧に記載しました。
参考にしてください。
by en_ide (2014-05-17 14:19)
en_ide 様、ご教示ありがとうございました。
「ボロン的日記」は存じませんでした。先ほど、全体ざっとに目を通しました。確かに有益な情報が多く、参考になります。
また、本日en_ide 様が投稿なさった丁寧なご説明も分かり易く、良い教科書です。
実体顕微鏡は持っています。最近のDACを作るには、0.5mmの半田付けなどが必須で、ブリッジしていないかチェックするために買いました。もっとも私は、鉱物やガラスなども蒐めているので、それらを観察するのにも打ってつけです(と言うか、それが本来の用途でしょう)。
en_ide 様のこのブログや「ボロン的日記」を参考に、私もカートリッジの修復に今一度挑戦してみます。また、en_ide 様がヤフオク!に出品されておられるカートリッジも一度入手したく存じます。
ありがとうございました。
by てにえ (2014-05-17 23:02)