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STAIN M-117を聴く 別固体を入手 [試聴日記]

STAIN M-117 を入手した状態は非常に良い。
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スタイラスチップは接合だった。
サンプリングレコードは、大田裕美 ただターンテーブルに乗りっぱなしなだけだ。
しかし、大田裕美、八神純子 あたりのレコードはきちんと再生するのが難しいレコードだと思う。
4K くらいにピークがあるようだが、これの高調波が歪みの原因となり音が割れるなので症状になる。つまり、トレーシング能力を試すには絶好のテストレコードとなる。
びびらずにトレースできれば、スタイラスチップを含めて振動系は問題ないことになる。
結果はこれ

やっぱり、レンジも広いし、非常に繊細な音まで良く拾う。解像度も抜群だ。
低域の量感があれば更に良い。ヘッドシェルで改善できるかもしれない。
MC-L10 に通じるとこがある。ただし、針圧は慎重に守るべし。針圧でこれだけ音が変わるカートリッジも珍しい。


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チキンおやじ

ビックリです!
いつもの聴き慣れた曲のフレーズが頭の中に記憶として入っているのに、それ以上に音が素晴らしいスピードで立ち上がり、なおかつ余韻を残して居るけれどもこれも素早く消えて行き、また次に来る素晴らしく速い音が支配する。
まるで高度にチューニングされたレーシングエンジンの様に、アクセルを踏み込めばに忠実に素早く吹け上がり、抜けばこれもモタモタ回転が下がるのではなく瞬時に規定のアイドル回転に戻る。
決して余韻がでていない訳ではなく、シッカリ出ているのに振動系の質量、構造により音溝に忠実に作用しているようで通常のダンパー、テンションワイヤーでは得られない独特の素晴らしい音に寄与しているのではないでしょうか。
by チキンおやじ (2015-05-26 01:07) 

en_ide

このカートリッジはレーシングカーと同じく性能を引き出すのが難しいようです。
針圧が超シビアです。0.1g 単位で出力が変わります。
高性能を引き出すにはそれなりのケアが必要です。
by en_ide (2015-05-29 23:43) 

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