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EPC-310MC を修理する。 [修理記録]

EPC-310MC を修理する。
IMG_1770.JPG
音がなんか変だという、EPC-310MC がある。
全オーナーが修理したという。
実物を手に入れると、こんな感じ
IMG_1768.JPG
310-1.jpg
310-2.jpg
なんで、こんなカンチレバーがしわしわなのか不明だ。
しわしわにしろと言ってもできない。
実際につけてみて、音だしを行った。

反りがない状態のレコードでは、問題なくトレースできた。
若干反りがある輸入レコードで、ノイズのような音が入る。

顕微鏡で確認すると、バーチカルアングルが合っていないために、レコード盤と接触し、それがノイズとなるようだ。
しわしわのカンチレバーも精神衛生上よろしくない。しかもカンチレバーが長すぎる。
カットして再度カンチレバーを移植することにする。
細めのカンチレバーを埋め込む形がベストだ、手持ちのカンチレバーを探してみる。
適当なカンチレバーが見つからない。ティパーカンチレバーを根元から接続することにした。

修理後
310-3.jpg

反りのあるレコードを再生したが問題なく再生できる。盤面とのクリアランスも十分だ。
IMG_1777.JPG
このカートリッジの出来が良いから SL-10 の大成功があったのだが、やはりこのカートリッジは非常によくできた MC型のカートリッジであることを再認識した。

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コメント 1

木村和義

音聞いてかんどうです
ありがとうございました。
M11は針先がありませんカンチレバーは若干もこっておる状態です
お送りしますので送料は往復ふたんします。
by 木村和義 (2015-05-17 16:37) 

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