カートリッジをまとめて聴く その65 [試聴日記]
① ビクター MC-100IIEB
80年代前半に流行した MCブーム、49800円のアンプも MC 対応が当たり前だった時代。
レコードプレヤーの付属カートリッジも MC 型が主流となっていた。
カタログには、高性能MC型カートリッジ搭載と謳われていた。
付属プレヤーのカートリッジは交換可能でかつ、出力が大きくヘッドアンプなしで使えることが条件だったようである。
現在は、交換針が供給されていないので、針交換可能型MCはほとんど意味がない。
100IIEBはダイレクトフラックス方式を採用している。ビクターとグランツの蜜月関係からしてもグランツからのOEM供給品だろう。
証拠として、同時期に発売された グランツのGMC-10E とダンパの材質が同じだし、構造が酷似している。
劣化しても飴状になるところも同じだ。
サウンドは 大好評の GMC-10E に通じるところがある。若干ではあるが、高域の解像度が下がるような印象だ。
付属カートリッジとして十分な性能だろう。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② パイオニア PC-330
上級機のプレヤーの付属カートリッジとして広く採用された。中級機以下は PC-110 だったと記憶している。
PC-330 は非常にMM型らしいサウンドを聴かせてくれる。ピラミッド型のMM型らしいサウンドだ。
高域の解像度がもう少しあれば更に良い。量感はなかなか良い。
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③ マイクロ精機 M-2100/E
マイクロ精機は、カートリッジを開発しており、各社にOEM供給していた。
M-2100 はトリオを初め各社に幅広く採用されていた。
普及クラスは、楕円針でも接合針とお決まりだが、本気は無垢の楕円ダイヤモンドだ。
M-2100 沢山のバリエーションがあり今まで入手した針は、ほとんどが接合ダイヤだった。
サウンドは、レンジはやや狭いが MM型とは一線を異なるサウンドを目指していたことがわかる。
MC型をかなり意識して音作りした様子が覗える。
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④ テクニカ AT-10G
テクニカのスタンダードカートリッジ。本品は AT-10G そのものではなく OEM モデルだ。
といっても AT-10Gそのものだ。オリジナルよりレンジが広いように感じる。
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⑤ エンパイア 4000DIII
安売りばかりの印象が残るカートリッジだ。常に6割引きおかしいだろう。
安売りは忘れて、冷静に聴いてみると、ゴージャスなサウンドだ。艶があリッチなサウンドだ。
極端に解像度が高い訳でもないが、非常に響きも含めて豊かなサウンドだ。
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⑥ ヤマハ MC-10
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ローコストモデルだが、非常に高級感がある。DENON DL-55II や DL-110 のデザイン担当者にも見習って欲しい。
音は、MC型的というよりMM型といった方が正確かもしれない。
どちらかといえばピラミッド型のサウンドだ。
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⑦ テクニカ VM-3
テクニカ VM の元祖ともいれるモデルだ。
スタイラスチップが無垢のダイヤだ。
0.5mil 円錐としか書かれていない。しかし当時は贅沢だった。
レンジは欲張っていない、ピラミッド型のサウンドでやや時代を感じさせる。
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⑧ テクニカ AT-10G その2
⑦ とはかなり印象が異なる。高域の解像度は間違いなく上がっている。
やっぱり確実進化しているようだ。
ただし、スタイラスチップは接合針となり、チップ落ちが多発することになる。
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⑨ Lo-D MT-24
グランツからのOEM品、ビクター Z-1S と同等品である。
ガッツがあってヤング向けのサウンドだ。
ややハイ上がりだが、自分好みのサウンドだ。
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⑩ PHILIPS GP-400Ⅱ
デッドストック新品を入手した。
資料によるとエントリーモデルのローエンドモデルらしい。
資料は見ずに、先入観なし聴いてみた。
素晴らしい、サウンドだ、バランスもいいしこれは高級機のサウンドだ。
日本での定価は 1万円弱、値段とサウンドはいつも一致するわけではない。
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80年代前半に流行した MCブーム、49800円のアンプも MC 対応が当たり前だった時代。
レコードプレヤーの付属カートリッジも MC 型が主流となっていた。
カタログには、高性能MC型カートリッジ搭載と謳われていた。
付属プレヤーのカートリッジは交換可能でかつ、出力が大きくヘッドアンプなしで使えることが条件だったようである。
現在は、交換針が供給されていないので、針交換可能型MCはほとんど意味がない。
100IIEBはダイレクトフラックス方式を採用している。ビクターとグランツの蜜月関係からしてもグランツからのOEM供給品だろう。
証拠として、同時期に発売された グランツのGMC-10E とダンパの材質が同じだし、構造が酷似している。
劣化しても飴状になるところも同じだ。
サウンドは 大好評の GMC-10E に通じるところがある。若干ではあるが、高域の解像度が下がるような印象だ。
付属カートリッジとして十分な性能だろう。
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② パイオニア PC-330
上級機のプレヤーの付属カートリッジとして広く採用された。中級機以下は PC-110 だったと記憶している。
PC-330 は非常にMM型らしいサウンドを聴かせてくれる。ピラミッド型のMM型らしいサウンドだ。
高域の解像度がもう少しあれば更に良い。量感はなかなか良い。
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③ マイクロ精機 M-2100/E
マイクロ精機は、カートリッジを開発しており、各社にOEM供給していた。
M-2100 はトリオを初め各社に幅広く採用されていた。
普及クラスは、楕円針でも接合針とお決まりだが、本気は無垢の楕円ダイヤモンドだ。
M-2100 沢山のバリエーションがあり今まで入手した針は、ほとんどが接合ダイヤだった。
サウンドは、レンジはやや狭いが MM型とは一線を異なるサウンドを目指していたことがわかる。
MC型をかなり意識して音作りした様子が覗える。
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④ テクニカ AT-10G
テクニカのスタンダードカートリッジ。本品は AT-10G そのものではなく OEM モデルだ。
といっても AT-10Gそのものだ。オリジナルよりレンジが広いように感じる。
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⑤ エンパイア 4000DIII
安売りばかりの印象が残るカートリッジだ。常に6割引きおかしいだろう。
安売りは忘れて、冷静に聴いてみると、ゴージャスなサウンドだ。艶があリッチなサウンドだ。
極端に解像度が高い訳でもないが、非常に響きも含めて豊かなサウンドだ。
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⑥ ヤマハ MC-10
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ローコストモデルだが、非常に高級感がある。DENON DL-55II や DL-110 のデザイン担当者にも見習って欲しい。
音は、MC型的というよりMM型といった方が正確かもしれない。
どちらかといえばピラミッド型のサウンドだ。
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⑦ テクニカ VM-3
テクニカ VM の元祖ともいれるモデルだ。
スタイラスチップが無垢のダイヤだ。
0.5mil 円錐としか書かれていない。しかし当時は贅沢だった。
レンジは欲張っていない、ピラミッド型のサウンドでやや時代を感じさせる。
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⑧ テクニカ AT-10G その2
⑦ とはかなり印象が異なる。高域の解像度は間違いなく上がっている。
やっぱり確実進化しているようだ。
ただし、スタイラスチップは接合針となり、チップ落ちが多発することになる。
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⑨ Lo-D MT-24
グランツからのOEM品、ビクター Z-1S と同等品である。
ガッツがあってヤング向けのサウンドだ。
ややハイ上がりだが、自分好みのサウンドだ。
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⑩ PHILIPS GP-400Ⅱ
デッドストック新品を入手した。
資料によるとエントリーモデルのローエンドモデルらしい。
資料は見ずに、先入観なし聴いてみた。
素晴らしい、サウンドだ、バランスもいいしこれは高級機のサウンドだ。
日本での定価は 1万円弱、値段とサウンドはいつも一致するわけではない。
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2016-05-22 15:04
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