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SHURE カートリッジの集中試聴 その11 [試聴日記]

SHURE のカートリッジをまとめて聴く。

相変わらずの人気の TYPE III 悪くはないと思うがプレミアムがつくようなものでもないような...

① ME97HE
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 V-15 シリーズのローコスト版
 これの後継機は、M97xEだ。
 M97xE は接合楕円 ME97HE 無垢のダイヤでHE仕様だ。
 サウンドはエネルギーがやや高域に集中しているが、切れの良い、解像度の高いサウンドが楽しめる。


② Me95ED
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 どうしてこんなややこしいネーミングなんだろう。
 95シリーズのリファイン版らしい。
 音はワイドでダィナミックで、MMらしくないサウンドを聴かせる。

③ SHURE25 CA-4

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 日本では発売されなかったのだろうか?
 ローコストモデルのようだが、元気の良いヤング向けのサウンドとなっている。



④ SHURE SC-35
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  M-44G シリーズの後継として開発されたが、ロングセーラーとはならず
  M-44G 再生産とともに終焉となった。
  サウンドは、中低域に重きを置いたサウンドとなっており、ハイ上がりのサウンドではない。

⑤ ME97HE その2
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  97 系のリファインモデルらしい、型番のややこしさ困ったものだ。
  V-15 Type5 のコストダウンといった感もある。
  サウンドは、ワイドでフラットで癖の無いサウンドを聴かせる。

⑥ M97HE-AH
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 V-15 Type4 のコストダウン M97系のシェル一体型モデル
 日本製に比べる品位がないというか、作りが雑というかやはり日本の製品は優秀である。
 サウンドは V-15 Type4 と傾向が似ている。
 ワイドでフラットで癖の無いサウンドが楽しめる。
 レンジも広く、V-15 Type4 に肉薄している。


⑦ M97xE
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 ME97HE の後継機種だ。おそらく今でも購入できるはず。
 レンジが広く、フラットで現代的なサウンドに仕上がっている。


⑧ SHURE M44G
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  ボディはカモメロゴの初期製品、交換針は再生産品だ。
  改めて聴いてみた。
  ボディは初期型のカモメボディ、スタイラスチップは再生産だ。
  M44G の再生産品は、ハイ上がりで MM らしくないサウンドだ。
  カモメボディは、繊細と量感を併せ持っているように思う。
  レンジはあんまり欲張っていない。


⑨ SHURE V-15 Type4 
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  なにかと不人気の Type4 個人的には V-15シリーズは Type5 が一番だと思う。
  Type4 を聴き直すと、ワイドでフラットなサウンドで クラシックな Type3 とは違う。
  本当に癖の無いカートリッジだ。
  もっと評価されてもいいはずだ。


⑩ SURE 91GD
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  本機は0.7mil 丸針のスタイラスチップだ。
  44GX 0.7mil バージョンらしい。
  30年前以上の製品だから、かなりレトロなサウンドを思っていたがかなり違う。
  現代的なサウンドで、今でも十分通じる。
  91シリーズは 75シリーズの上位シリーズだが、V-15 と 75シリーズに挟まれて直ぐに
  終了してしまった。
  
⑪ M-70BX
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  M-440GX の派生機種だ。91EGに比べるとレンジはやや狭い。
  低域の押し出し量感はこちらの方がまさっている。
  MM型カートリッジの典型的なサウンドと言っていいだろう。





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