軽針圧はなぜレコードにダメージを与えるのか? [情報]
針圧についていろいろな雑誌に書かれているが、重針圧の方がダメージが少ないとされている。
なぜか考察してみた。
多かれ少なかれ、レコードの表面は平らではないため、カートリッジが上下に動く。
そりの変位量に比例してアームと一体化して動けばいいのだが、カートリッジはダンパを介して、レコードに接触しているこれが大問題だ。
ダンパは、剛体でなくスチフネスをもった物体なので、上下動時比例せずに、動くためにカートリッジが加速度が加わる。加速度が加わると針圧に変化が発生してこれが、レコードにダメージを与えることになる。
設計値より、軽針圧だとこの加速度が大きく、ダメージが大きいのはこのためだと思われる。
したがって、重針圧の方が変位量が少なく、ダメージが少ないということだと思う。
実際はそりのあるレコードを演奏して、カートリッジがレコードと同期して上下に動くように針圧を調整する。
のが正解なのだろう。
アームとしては 20Hz 以下の振動に対しては、追従
20Hzから上の振動に対してはカートリッジのダンパで吸収
と結構矛盾だらけだ、この周波数は質量にも比例するので更に厄介だ。
結論から言えば、針圧は、アームの共振周波数の考慮して設定しないといけない。
重針圧の方が、針圧の変化が少ない。
ということなのだろうか?
軽針圧設計 ダンパはやわらかい
重針圧設計 ダンパがかたい
そんな傾向もあるようだ。
アナログは物理にも精通する必要があり奥が深い。
反りがあるレコードとカートリッジ+アームの質量ととカートリッジのダンパのスチフネスが合っていない場合の再生例、ミスマッチがあって、カートリッジは反りとは反対の動きをしている。
反りとカートリッジが一体となって動いていない場合の再生例だ。
この場合は回転ムラのように聴こえる。軽針圧の場合は更に酷くなる。
針圧を上げると、かなり軽減される。針圧を下げると上下動は更に大きくなる。
反りの無いレコードでは、この現象は発生しない。
もう一つ、レコードは剛体ではないため、圧力をかけると変位する。
軽針圧だとレコードの接触面積が小さい。
重心圧だとレコードの接触面積が大きい。
接触面の面積あたりの荷重は、軽信圧の方が大きいことになる。
楕円の軽針圧は、特に特殊楕円は、顕著であり、シバタ針のような接触面積が大きいスタイラスの方が
レコードへのダメージは小さくなる。
なぜか考察してみた。
多かれ少なかれ、レコードの表面は平らではないため、カートリッジが上下に動く。
そりの変位量に比例してアームと一体化して動けばいいのだが、カートリッジはダンパを介して、レコードに接触しているこれが大問題だ。
ダンパは、剛体でなくスチフネスをもった物体なので、上下動時比例せずに、動くためにカートリッジが加速度が加わる。加速度が加わると針圧に変化が発生してこれが、レコードにダメージを与えることになる。
設計値より、軽針圧だとこの加速度が大きく、ダメージが大きいのはこのためだと思われる。
したがって、重針圧の方が変位量が少なく、ダメージが少ないということだと思う。
実際はそりのあるレコードを演奏して、カートリッジがレコードと同期して上下に動くように針圧を調整する。
のが正解なのだろう。
アームとしては 20Hz 以下の振動に対しては、追従
20Hzから上の振動に対してはカートリッジのダンパで吸収
と結構矛盾だらけだ、この周波数は質量にも比例するので更に厄介だ。
結論から言えば、針圧は、アームの共振周波数の考慮して設定しないといけない。
重針圧の方が、針圧の変化が少ない。
ということなのだろうか?
軽針圧設計 ダンパはやわらかい
重針圧設計 ダンパがかたい
そんな傾向もあるようだ。
アナログは物理にも精通する必要があり奥が深い。
反りがあるレコードとカートリッジ+アームの質量ととカートリッジのダンパのスチフネスが合っていない場合の再生例、ミスマッチがあって、カートリッジは反りとは反対の動きをしている。
反りとカートリッジが一体となって動いていない場合の再生例だ。
この場合は回転ムラのように聴こえる。軽針圧の場合は更に酷くなる。
針圧を上げると、かなり軽減される。針圧を下げると上下動は更に大きくなる。
反りの無いレコードでは、この現象は発生しない。
ダウンロードは🎥こちら
もう一つ、レコードは剛体ではないため、圧力をかけると変位する。
軽針圧だとレコードの接触面積が小さい。
重心圧だとレコードの接触面積が大きい。
接触面の面積あたりの荷重は、軽信圧の方が大きいことになる。
楕円の軽針圧は、特に特殊楕円は、顕著であり、シバタ針のような接触面積が大きいスタイラスの方が
レコードへのダメージは小さくなる。
パイオニア’ PC-110 と SONY VM-21G の交換針の互換性を調査する [情報]
パイオニア’ PC-110 と SONY VM-21G の交換針の互換性を調査した。
過去にも調査したが、再度針による音の違いも含めて検証してみた。
隙間さえ気にしなければ全く問題なく使えることがわかった。
本体 PC-110
VM-21G がなかったので
コロンビア GM-20
オンキョウー OC-36
で検証した。
このカートリッジは、テクニカからのOEM供給だと思われる。
オリジナル
これを基準に考える。
付属カートリッジとして本当によくできている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
コロンビア GM-20
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
音場は、オリジナルより上回っているか?
低域の量感もオリジナルとそっくりだ。
問題なく使用できる。
オンキョウー OC-36(ティパーカンチレバー)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ティパーカンチレバーの影響だろうか、更に音場が広い。
高域の解像度も上がっている。
ティーパーカンチレバーは、実質的に実効質量を下げる良い手法であることを改めて認識した。
テクニカのように、あまりにもやりすぎて、チップ落ちが頻発したら、本末転倒だ。
あれ、なんとかならないかな?
普通に使ってていても、チップが無くなるよ。
それで、代替なしってどうすればいいの?
過去にも調査したが、再度針による音の違いも含めて検証してみた。
隙間さえ気にしなければ全く問題なく使えることがわかった。
本体 PC-110
VM-21G がなかったので
コロンビア GM-20
オンキョウー OC-36
で検証した。
このカートリッジは、テクニカからのOEM供給だと思われる。
オリジナル
これを基準に考える。
付属カートリッジとして本当によくできている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
コロンビア GM-20
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
音場は、オリジナルより上回っているか?
低域の量感もオリジナルとそっくりだ。
問題なく使用できる。
オンキョウー OC-36(ティパーカンチレバー)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ティパーカンチレバーの影響だろうか、更に音場が広い。
高域の解像度も上がっている。
ティーパーカンチレバーは、実質的に実効質量を下げる良い手法であることを改めて認識した。
テクニカのように、あまりにもやりすぎて、チップ落ちが頻発したら、本末転倒だ。
あれ、なんとかならないかな?
普通に使ってていても、チップが無くなるよ。
それで、代替なしってどうすればいいの?
さようなら RecoFan [情報]
本日は、大森に外出
大森に行くとふらふらと RecoFan に寄ることにしている。
よるとだいたい 新譜を買ってしまう。
閉店セールも文字が....
一律 200円引きとなっているので新譜を物色して大人買い。
めぼしいところは全部買った。
高校生のときはできなかった。
結構 ミーハーしかも、ほとんど昔流行ったアーチストばかり。
修理した グランツ G40-EX で 聴いてみる。
スザンヌ・ベガから聴いて見る。
演奏も素晴らしいが録音もカッティングも素晴らしい。
このレコードはおそらくリファレンスソフトに加わるだろう。
カートリッジの修理も申し分ないだろう。
これを聴くとレコードの音が悪いなんて言えなくなる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
大森に行くとふらふらと RecoFan に寄ることにしている。
よるとだいたい 新譜を買ってしまう。
閉店セールも文字が....
一律 200円引きとなっているので新譜を物色して大人買い。
めぼしいところは全部買った。
高校生のときはできなかった。
結構 ミーハーしかも、ほとんど昔流行ったアーチストばかり。
修理した グランツ G40-EX で 聴いてみる。
スザンヌ・ベガから聴いて見る。
演奏も素晴らしいが録音もカッティングも素晴らしい。
このレコードはおそらくリファレンスソフトに加わるだろう。
カートリッジの修理も申し分ないだろう。
これを聴くとレコードの音が悪いなんて言えなくなる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
テクニクス EPC-270 と三菱 3D-44 KENWOOD V-49 互換性あるって本当か? [情報]
テクニクス EPC-270 と三菱 3D-44 KENWOOD V-49 互換性あるとい噂を聞いたので自分で確認してみた。
接合はまったく問題ない。
音はこんな感じ、ボディの幅が同じなのは単なる偶然ではないだろう。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Z-1S のノブも互換性有とのことで接続してみた。
かなり隙間が空くが、機能的には問題ないようだ。
SONY XL-15 と Victor DT-29 の針に互換性があるって本当か? [情報]
USB ケーブルについて [情報]
オーディオ用の USB ケーブルが数多く売られている。
私は、某メーカーで開発設計を行っている。
USB を搭載した ボードも扱っており、USB に関する市場トラブルも多い。
それをもって USB ケーブル感を述べる。
① USB は、基本差動信号だが、シングルエンドで動作瞬間もある。
差動信号 OK、シングルエンドで NG ということもあった。
原因はコネクター不良(絶縁体にリン混入)だった。
差動信号だけ見ていたら全く分からなかった。
アイ パターン はとても綺麗だった。
② High Speed と Full Speed は振幅電圧が違う。
可能であれば、High Speed で転送したい。
③ USB ケーブルの +D と -D はよりあわせてあるが、より合わせのピッチでノイズの耐性大きく変わる。
ある時から、エラーが頻発したことがあった。
被覆の色が違う。メーカーに問い詰めると、色が違うだけだと言い張った。
インピーダンスを測定しても、差異は分からなかった。
被覆を剥くと、+D と -D のより合わせピッチが変わっていた。
駄目ケーブルは 50cm で 2回 OK ケーブルは 15回とか
この影響で、外来ノイズに弱くなってたいのだ。
隣接したケーブルで他の機器を動作させるとエラーが発生していた。
④ 信号伝送で一番の問題は、インピーダンスの不連続による、信号の反射である。
ケーブルは確かに、インピーダンス一定だが、コネクタの所は、どうしてもインピーダンスコントロールができない。
インピーダンスが暴れる。良いケーブルはコネクタぎりぎりまで被覆を延ばしてインピーダンスの暴れを小さくしている。
ケーブルはインピーダンス一定と言ったが、激安ケーブルはケーブルの途中でインピーダンスが暴れている。
⑤ 最長 5m の USB ケーブルの直流抵抗は無視できない。
出力端 500mV で 受端では 375mV になることもある。
良いケーブルは直流抵抗も小さい。
良いケーブルとは
直流抵抗が小さく、より合わせも均一に的確に行われており、コネクター近傍のインピーダンスの暴れが少ない
ということになる。
悪いケーブルはこの逆だ
ここで、機器の設計側としは 最悪の状態でも問題が出ないように、少し強めに信号を出してしまう。
すると良いケーブルで使うとドライブ能力が強すぎて、オーバー、アンダー、リンギングが出たりする。
抵抗値の大きい、駄目ケーブルで使うと狙いどおりになったりすることもある。
コンシュマー製品はこのような傾向があり、高級な USB ケーブルを使ったら音が悪くなることもあるだろう。
しっかりしたケーブルは、コネクタのところが工夫されており、インピーダンスの暴れも少ない。
この辺りが機器との相性ということになるだろう。
デジタルだから、関係ないよじゃなくて、受端で、オーバー、アンダー、リンギングがでればデーターは正しく受信できても、フィードバック系には影響があり、これがアナログ部に影響を及ぼしているのだろう。
USB ケーブルが音に影響する可能性は否定できない。
じゃ私はどうしているか?
会社の備品パックっています。じゃなくて、秋葉原やハードオフで購入した激安ケーブルを使っている。
物理的に、良いケーブルを見極めるには、会社の測定器による測定とカットして構造を調べないと分からない。
私は、某メーカーで開発設計を行っている。
USB を搭載した ボードも扱っており、USB に関する市場トラブルも多い。
それをもって USB ケーブル感を述べる。
① USB は、基本差動信号だが、シングルエンドで動作瞬間もある。
差動信号 OK、シングルエンドで NG ということもあった。
原因はコネクター不良(絶縁体にリン混入)だった。
差動信号だけ見ていたら全く分からなかった。
アイ パターン はとても綺麗だった。
② High Speed と Full Speed は振幅電圧が違う。
可能であれば、High Speed で転送したい。
③ USB ケーブルの +D と -D はよりあわせてあるが、より合わせのピッチでノイズの耐性大きく変わる。
ある時から、エラーが頻発したことがあった。
被覆の色が違う。メーカーに問い詰めると、色が違うだけだと言い張った。
インピーダンスを測定しても、差異は分からなかった。
被覆を剥くと、+D と -D のより合わせピッチが変わっていた。
駄目ケーブルは 50cm で 2回 OK ケーブルは 15回とか
この影響で、外来ノイズに弱くなってたいのだ。
隣接したケーブルで他の機器を動作させるとエラーが発生していた。
④ 信号伝送で一番の問題は、インピーダンスの不連続による、信号の反射である。
ケーブルは確かに、インピーダンス一定だが、コネクタの所は、どうしてもインピーダンスコントロールができない。
インピーダンスが暴れる。良いケーブルはコネクタぎりぎりまで被覆を延ばしてインピーダンスの暴れを小さくしている。
ケーブルはインピーダンス一定と言ったが、激安ケーブルはケーブルの途中でインピーダンスが暴れている。
⑤ 最長 5m の USB ケーブルの直流抵抗は無視できない。
出力端 500mV で 受端では 375mV になることもある。
良いケーブルは直流抵抗も小さい。
良いケーブルとは
直流抵抗が小さく、より合わせも均一に的確に行われており、コネクター近傍のインピーダンスの暴れが少ない
ということになる。
悪いケーブルはこの逆だ
ここで、機器の設計側としは 最悪の状態でも問題が出ないように、少し強めに信号を出してしまう。
すると良いケーブルで使うとドライブ能力が強すぎて、オーバー、アンダー、リンギングが出たりする。
抵抗値の大きい、駄目ケーブルで使うと狙いどおりになったりすることもある。
コンシュマー製品はこのような傾向があり、高級な USB ケーブルを使ったら音が悪くなることもあるだろう。
しっかりしたケーブルは、コネクタのところが工夫されており、インピーダンスの暴れも少ない。
この辺りが機器との相性ということになるだろう。
デジタルだから、関係ないよじゃなくて、受端で、オーバー、アンダー、リンギングがでればデーターは正しく受信できても、フィードバック系には影響があり、これがアナログ部に影響を及ぼしているのだろう。
USB ケーブルが音に影響する可能性は否定できない。
じゃ私はどうしているか?
会社の備品パックっています。じゃなくて、秋葉原やハードオフで購入した激安ケーブルを使っている。
物理的に、良いケーブルを見極めるには、会社の測定器による測定とカットして構造を調べないと分からない。