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カートリッジをまとめて聴く その20 [試聴日記]

① ADC XLM MK2
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  ADC のカートリッジはダンパが NG のことが多いので要注意だ。
  この固体は保存状態もよく全く問題ない。
  XLM シリーズは QLM シリーズと違って アメリカンサウンドといった感じで
  非常に明るくてさわやかな音を聴かせる。

② オルトフォン VMS-20E
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  FF-15 系の上位機種だ。
  ノブの形状が異なり FF-15 とは交換針の互換性はない。
  FF-15 系の上位機種だけあって、解像度高く、レンジも広い。



③ DENON DL-109
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  針折れ品を途中で修理した。
  一見 DL-103S 良く見ると MM 型 DL-109 ワイヤーサスペンション方式と手抜きなし。
  音も高級機にせまる勢いだが、不人気で終わった不運のカートリッジ
  
  

④ エンパイア 1000ZEX

  こちらも針折れの修理品。
  ダンパがやわらかめでいやな予感。少々長めの針で繋ぐ。
  IMG_0349.JPG
  動作確認。ダンパ NG かと思ったらそうでもなかった。
  長めのカンチレバーも功を奏し、胴体着陸はなさそうだ。
  音も問題ない。

⑤ ADC XLM MK2

  ADC のカートリッジは、ダンパが加水分解している場合が多く。
  ふにゃふにゃの胴体着陸する場合が多い。
  といっても 30年前の商品を責めるのはかわいそうだ。
  本品も例外なく、やはりふにゃふにゃだ。
  手持ちのXLM MK2 の手持ち品と交換した。こちらは、針折れ品の修理品だ。
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  確認したところ問題なく修理できている。


⑥ SHURE M-55E
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  こちらも、針折れ品の修理品だ。
  途中から、繋いだ。太目のカンチレバーに埋め込むように移植した。
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  問題なく修理できている。

⑦ SHURE M-91E
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   モールドが行方不明のため、考えたあげく SONY VL-15 のモールドを改造して組み合わせることにした。
   こんな感じ、
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   SONY VL-15 と SHURE M-91E は0.3mm くらいシールドの厚みが違う。
   VL-15 も内部モールドを削った。
   針折れ品の修理も成功し、広大な音場が楽しめる。

⑧ SHURE M-44GX
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  針折れ品を修理した。
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  非常に若者向けの、明るいサウンドを提供してくれる。


⑨ パイオニア PC-5MC
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  アルミの皮一枚でつながっていた。カンチレバーをピンセットで成型して、接着材で補強した。
  問題なく機能する。もともとオリジナルなのでつなぎ目は目立たない。
  MC 型らしく明るいサウンドが楽しめる。
  このカートリッジは、MM で使えるので便利だ。


⑩ スタントン 500II
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   どうも DJ 向きらしいが普通に使える。
   やや大味なサウンドか?
   低域は力強く、MM らしいサウンドだ。



  

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