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グレース F-6D を聴く。 [試聴日記]

アナログ製品の寿命ってなんでしょう。

IMG_1221.JPG
このカートリッジは、60年代の製品で、少なくとも 45年は経過している。
60年代初頭だと、50 年選手だ。

本体の状態は綺麗で断線もない。
互換の交換針を装着して聴いてみる。

50年前のサウンドが蘇る。
50年前のカーとで 2000年代のレコードを聞く。
こんな感じ

針圧は 2.5g とした。
サ行が若干しゃくれている気がする。
しかし、MMサウンドの典型だ。非常に量感の多いサウンドで、60年代のJazz にはぴったりかもしれない。

参考 スペック


■価格 \6,900
■発電方式 MM型
■出力電圧 7mV
■針圧 1~4g
■再生周波数帯域 20-20,000Hz
■チャンネルセパレーション 25dB
■チャンネルバランス 
■コンプライアンス 6.2×10-6cm/dyne
■負荷抵抗 
■負荷容量 
■内部インピーダンス 
■針先 0.7mil
■自重 11g
■交換針 G6-LD(\2,900)
■発売  1961年10月
■販売終了 1971~72年頃
■備考 価格は1970年頃のもの

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オオウラコウイチロウ

負荷抵抗は50kΩ、100kΩどちらでしょう。Audio Technica AT-1は100kオーム、AT-3は50kΩ、Empire 4000Dは100kオームですが。
EMpireは50と100kで音が違うと書いてあります。
by オオウラコウイチロウ (2017-04-17 09:01) 

en_ide

MMは、負荷抵抗によって高域が影響を受けます。
簡単にいれば、高い負荷で受ければハイ上がり、低い負荷で受ければハイ下がりになります。
MMをMCポジションで受けると、ハイ下がりのサウンドになります。

普通のMMカートリッジは 50Kで受けても、100Kで受けてもあまり影響はありません。
エンパイアは、多少影響があります。
エンパイアは、100Kで受けたほうが本来の性能が発揮できると思います。
100K対応のアンプは入手難です。
あまり気にしなくてもいいでしょう。
エンパイアの場合は、100Kで受けたほうが高域が冴えると考えてください。

by en_ide (2017-04-21 22:30) 

しんのすけ

こんにちは!

確かに多少しゃくれますが、許せる範囲だと思います。嫌いじゃありません。ベースやドラムもダイナミック(荒っぽいけど)です(=^・^=)
わたしのも、こんんな感じです(^^)/
by しんのすけ (2020-12-07 20:09) 

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