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アキュフェーズ AC-2 を修理する。 [修理記録]

アキュフェーズ AC-2 を修理した。

IMG_1904.JPG
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針折れのAC-2を入手した。
コイルがねじれている。ピンセットで修正した。
あ~、断線かなと思ったら、断線なし。
手抜きのない AC-2 を復活させよう。
ダンパは、しなやかでいい感じだ。本体だけで9.6gある。
ところで、AC-2はどのメーカーで作られたのだろうか?
長岡氏もOEM品と書いてあった。
SAEC のカートリッジの仕上げも含めて酷似している。
SAEC のカートリッジは、エクセルサウンドで作られていたようだから、エクセルサウンドのODMなのだろうか?
未だに不明だ。
詳細はここのカタログを参照すると良い。
https://www.accuphase.co.jp/cat/ac-2.pdf

断線していないことに気をよくして、カンチレバーに AT-15Ea のカンチレバーを移植することにした。
慎重に、接続して顕微鏡で、一体になって動いていることを確認した。
ヘッドシェルに接続して、針を落とすと、カツカツと嫌な音がしている。
あ~あ 胴体着陸している。この時の針圧は1.8g程度
針圧は 1.3g 程度に変更して、再度試聴、音が歪んでいる。
スタイラスチップを顕微鏡で丹念に観察した。問題はなさそうだ。

駄目だ、ダンパがどうも劣化していらしい。
この手抜きのない、カートリッジ復活させて聴いてみたかった。
カンチレバーの接続はいい出来栄えだっただけに、残念。


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