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カートリッジをまとめて聴く その72 [試聴日記]

① Lo-D MT-24
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  高域の切れも良く、レンジが広い。雰囲気も良く出している。
  グランツからのOEMだ。ビクターZ-①系と発電ユニットは同じだ。

② Lo-D MT-24 シェル一体型
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  ① に比べて一体型の良さが出ている。①はエネルギーバランスがかなり高域寄りだった。
  破裂音もずっと抑えられている。バランスも良く一体型のメリットがよく引き出されている。

③ パイオニア PC-16
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  PC-330 の前機種だ。ボディの色が違うだけのようだ。
  ①、②と比べると低域の量感も上がって、グッとアダルト調のサウンドとなった。

④ AIWA 8745
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  型番は不明だ、シスコンの付属カートリッジだ。
  全く期待していなかたっが、②と③の中間くらい感じでバランスが良い。
  破裂音はやや多めで、高域重視のサウンドとなっている。

⑤ テクニカ AT-VM3
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 VMを躍進させた原型となるモデル。
 普及機帯の価格だが、無垢ダイヤモンドを採用しており手抜きはない。
 ヘッドシェルの影響もあるだろうが、サウンドは、ワイドレンジで切れの良い高域が楽しめる。
 40年選手も健在といったところか?

⑥ テクニカ AT-DS3
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 AT-100系のDJ向けのカートリッジだ。
 カンチレバー太くなって、スクラッチプレイにも対応している。
 エネルギーバランスを中低域にもってきており、明るく元気なサウンドだ。
 情報量はやや後退といった感じだ。

⑦ パイオニア PC-110
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 改めて聴いてみると、やはり中低域に力点を置いたカートリッジだ。
 安定的サウンドが絶対条件だったのだろう。
 MM型らしいサウンドが楽しめる。

⑧ テクニカ AT-120E
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 AT-100シリーズのローエンドモデルとして発売されていた。
 スタイラスチップは、極小の楕円無垢ダイヤを採用しておりお買い得感は満載だ。
 高域の伸び、レンジの広さはさすが、AT-100シリーズの末裔といった感じだ。

⑨ ビクター MD-1016
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 グランツからのOEM供給品だ。
 いろいろなメーカーがMD-1016の派生モデルを採用していた。
 バランスが非常に良いカートリッジだ。高域もうるさくなり過ぎず、低域の量感もしっかりしている。

⑩ ピッカリング XV-15/625
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 レコードに針を落としたら、滑っていく。
 チップ落ちだ、舶来の接合針はチップ落ちが多い。
 互換針のスタントン680ALで代用した。
 ワイドレンジでパンチがあり、オリジナルよりいい気がする。
 といっても、30年経過後ですっかりダンパが劣化したサウンドした聴いていないのかもしれない。






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