カートリッジをまとめて聴く その71 [試聴日記]
① パイオニア PC-110
大ベストセーラーのカートリッジ、私の初代カートリッジもこれ、非常に安定したサウンドであり、標準的に使うには十分だ。
グレードアップと称してカートリッジを替えるとだいたいハイ上がりで差が一聴してわかる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② テクニカ AT-10G
超ロングセラーのカートリッジだ。
ステレオ時代によると製造のために治具が破損して製造できなくった記載されている。
その代わりがAT-95だと書かれている。
製造装置を直して、採算は合わないのだろうか?
やはり、ややレンジは狭いが安心して聴ける。出力が大きいのも助かる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ テクニカ ML-140
入手したら、ダンパがNGだった。
テクニカの短め振動系新品を移植した。
サウンドは ML-140らしい、解像度の高いサウンドを聞かせてくれる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
④ ビクター U-2
中身は Z-1S だ。U-1で懲りたのか、標準的な重量の一体型で市場に投入した。
デザインが今一だったせいか、やはり不人気だった。
入手した固体は、ダンパが劣化しておりフニャフニャだった。
ビクター Z-5系の交換針が装着できることがわかっているので互換(?)で代用。
落ち着いたサウンドで、一体型の良さが出ている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑤ ビクター Z-1
Z-1S はZ-1 のローコストモデルと考えていいだろう。
Z-1 はスタイラスチップは無垢の楕円ダイヤでテンションワイヤー方式だ。
発電ユニットは、Z-1 Z-1S、U-2 全て共通と考えていいだろう。
④ と比べるとかなり差がある、高域の切れや定位の良さ解像度の高さはこちらの方が上回っている。
交換針の差がそのまま音に出ているようだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑥ パイオニア PC-330MK2
PC-330 は MK2 とオリジナルで全く違う。
針の互換性があるために同じように扱われているが
PC-330 ダンパだけのサスペンション
==> テンションワイヤーサスペンション方式
PC-330 割と大きめ接合ダイヤ
==> 極小の接合ダイヤ
PC-330 太めのアルミカンチレバー
==> ブラック塗装の極細カンチレバー
MK2化され、よりフラットで癖の無いサウンドとなっている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑦ オルトフォン MC-20
ヘッドシェルの影響か量感が豊かで、ハイ上がりのサウンドではない。
ステレオ時代によると MC-20 が日本で受けたのは偶然でなかったことが分かる。
日本人は繊細で、高解像度のサウンドが好きだ。カートリッジだけじなくて全体的に言えることだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑧ オルトフォン VMS-10MK2 交換針はナガオカ製互換
オルトフォンのカートリッジは高級機でも接合針が多い。
日本は湿度が高い成果チップ落ち事故が多いように感じる。
本機も例外ではなく、チップ落ちだった、私がチップ落ちを経験したのもオルトフォン
ナガオカの互換針で代用する。針は金色Gマーク原音シリーズだ。
元気で歯切れが良いが、ややドンシャリ型のサウンドと言っていいだろう。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑨ オルトフォン VMS-20E MK2
⑧の上位機といっても交換針がもはや違うのであまり比較する意味がない。
こちらもややハイ上がりのサウンドであるが、解像度が高くオルトフォンサウンドといった感じだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑩ Lo-D MT-24
ヘッドシェル一体型カートリッジ、グランツからのOEM供給品だ。
グランツからのOEMで発電ユニットは共通だ。
交換針が無いので、Z-1Sの交換針を流用した。
前出のZ-1,U-2 と比べるとサウンドが異なる。
量感たっぷりで、刺激的な音は聴かせない。MM型の典型的なサウンドとなっている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
大ベストセーラーのカートリッジ、私の初代カートリッジもこれ、非常に安定したサウンドであり、標準的に使うには十分だ。
グレードアップと称してカートリッジを替えるとだいたいハイ上がりで差が一聴してわかる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② テクニカ AT-10G
超ロングセラーのカートリッジだ。
ステレオ時代によると製造のために治具が破損して製造できなくった記載されている。
その代わりがAT-95だと書かれている。
製造装置を直して、採算は合わないのだろうか?
やはり、ややレンジは狭いが安心して聴ける。出力が大きいのも助かる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ テクニカ ML-140
入手したら、ダンパがNGだった。
テクニカの短め振動系新品を移植した。
サウンドは ML-140らしい、解像度の高いサウンドを聞かせてくれる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
④ ビクター U-2
中身は Z-1S だ。U-1で懲りたのか、標準的な重量の一体型で市場に投入した。
デザインが今一だったせいか、やはり不人気だった。
入手した固体は、ダンパが劣化しておりフニャフニャだった。
ビクター Z-5系の交換針が装着できることがわかっているので互換(?)で代用。
落ち着いたサウンドで、一体型の良さが出ている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑤ ビクター Z-1
Z-1S はZ-1 のローコストモデルと考えていいだろう。
Z-1 はスタイラスチップは無垢の楕円ダイヤでテンションワイヤー方式だ。
発電ユニットは、Z-1 Z-1S、U-2 全て共通と考えていいだろう。
④ と比べるとかなり差がある、高域の切れや定位の良さ解像度の高さはこちらの方が上回っている。
交換針の差がそのまま音に出ているようだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑥ パイオニア PC-330MK2
PC-330 は MK2 とオリジナルで全く違う。
針の互換性があるために同じように扱われているが
PC-330 ダンパだけのサスペンション
==> テンションワイヤーサスペンション方式
PC-330 割と大きめ接合ダイヤ
==> 極小の接合ダイヤ
PC-330 太めのアルミカンチレバー
==> ブラック塗装の極細カンチレバー
MK2化され、よりフラットで癖の無いサウンドとなっている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑦ オルトフォン MC-20
ヘッドシェルの影響か量感が豊かで、ハイ上がりのサウンドではない。
ステレオ時代によると MC-20 が日本で受けたのは偶然でなかったことが分かる。
日本人は繊細で、高解像度のサウンドが好きだ。カートリッジだけじなくて全体的に言えることだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑧ オルトフォン VMS-10MK2 交換針はナガオカ製互換
オルトフォンのカートリッジは高級機でも接合針が多い。
日本は湿度が高い成果チップ落ち事故が多いように感じる。
本機も例外ではなく、チップ落ちだった、私がチップ落ちを経験したのもオルトフォン
ナガオカの互換針で代用する。針は金色Gマーク原音シリーズだ。
元気で歯切れが良いが、ややドンシャリ型のサウンドと言っていいだろう。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑨ オルトフォン VMS-20E MK2
⑧の上位機といっても交換針がもはや違うのであまり比較する意味がない。
こちらもややハイ上がりのサウンドであるが、解像度が高くオルトフォンサウンドといった感じだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑩ Lo-D MT-24
ヘッドシェル一体型カートリッジ、グランツからのOEM供給品だ。
グランツからのOEMで発電ユニットは共通だ。
交換針が無いので、Z-1Sの交換針を流用した。
前出のZ-1,U-2 と比べるとサウンドが異なる。
量感たっぷりで、刺激的な音は聴かせない。MM型の典型的なサウンドとなっている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ヘッドシェルの音の違いを確認してみる。 [試聴日記]
ヘッドシェルの音の違いを確認してみた。
ターゲットは
AT-MS11
AT-LH18
LT-13a 回転シェルバージョンだ。
カートリッジは AT-DS3 とした。
交換針の影響を避けるために、交換針を共通にした。
① AT-MS11
これを基準に考える。バランスよく特に不満はない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② AT-LH18
アッタク音がしっかり聞こえる。細かい音もつぶれず聞き取れるようになった。
強度の差がそのままおとに現れている感じだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ 回転ヘッドシェル
オークションでもぼちぼち見かける。
出品者は、ものすごい宣伝をしているが真偽は如何に?
悪くは無いという感じだ。分離が良くなり、定位は ② に比べても向上している。
しかし アッタク音の切れは LH18 の方がいいし、量感も LH18 の方が優れている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
限られた組み合わせで判断するのは危険だが、宣伝ほどでは無い様に感じだ。
デメリットとして
・重量が重くなる。
・実質高さが高いカートリッジとなりアームの高さ調整が必要。
・柔らかいリードワイヤーがじゃま
・オフセットアングルが自動的に変化するような説明だったが、
リードワイヤーの影響で正しくないアングルで演奏されていなかったようだ。
・ぐらぐらして怖い、使いつらい。クラフトのAC-3000 シリーズに通じる使いにくさだ。
値段次第だが、SAEC のセラミックヘッドシェルの方が驚きも大きいし、なにより強度が音に与える影響も大きい。
トータルバランスで判断した方がいい。
少しマユツバものといった印象だった。
進んで使おうとは思わない。
ターゲットは
AT-MS11
AT-LH18
LT-13a 回転シェルバージョンだ。
カートリッジは AT-DS3 とした。
交換針の影響を避けるために、交換針を共通にした。
① AT-MS11
これを基準に考える。バランスよく特に不満はない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② AT-LH18
アッタク音がしっかり聞こえる。細かい音もつぶれず聞き取れるようになった。
強度の差がそのままおとに現れている感じだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ 回転ヘッドシェル
オークションでもぼちぼち見かける。
出品者は、ものすごい宣伝をしているが真偽は如何に?
悪くは無いという感じだ。分離が良くなり、定位は ② に比べても向上している。
しかし アッタク音の切れは LH18 の方がいいし、量感も LH18 の方が優れている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
限られた組み合わせで判断するのは危険だが、宣伝ほどでは無い様に感じだ。
デメリットとして
・重量が重くなる。
・実質高さが高いカートリッジとなりアームの高さ調整が必要。
・柔らかいリードワイヤーがじゃま
・オフセットアングルが自動的に変化するような説明だったが、
リードワイヤーの影響で正しくないアングルで演奏されていなかったようだ。
・ぐらぐらして怖い、使いつらい。クラフトのAC-3000 シリーズに通じる使いにくさだ。
値段次第だが、SAEC のセラミックヘッドシェルの方が驚きも大きいし、なにより強度が音に与える影響も大きい。
トータルバランスで判断した方がいい。
少しマユツバものといった印象だった。
進んで使おうとは思わない。