SSブログ

テクニクス EPC-205MK2 MK3 シバタ針、楕円スクランブルテスト [試聴日記]

名機

テクニクス EPC-205CMK2 
テクニクス EPC-205CMK3 

シバタ針と楕円オリジナル針

通りの組み合わせで聞き比べてみた。

オリジナル 楕円
1016-7.jpg
シバタ針
1016-8.jpg
① EPC-205CMK2+オリジナル楕円針
P1060461.JPG

② EPC-205CMK2+シバタ針
P1060464.JPG

③ EPC-205CMK3+オリジナル楕円針
P1060463.JPG

④ EPC-205CMK3+シバタ針
P1060462.JPG


 

全てに共通な点としては、情報量は多く、レンジも広くフラットでワイドだ。
音場も広く、さすがに高級機といった感じだ。

①から順番に、更にレンジが広がってベールが剥がれた感じだ。
④に至っては、ビクターのMC-L10を想像させるサウンドだ。
EPC-205CMK3 が単にデザインだけではなく、サウンド面でも優秀であることが再認識された。
 

カートリッジをまとめて聴く その78 [試聴日記]

① テクニカ AT-15Ea オリジナル
② テクニカ AT-15E 振動系交換

  ②は、針折れ品だったので、振動系を交換針から移植して刷新している。
  AT-15 のボディはなぜか真っ黒不思議だ。
  徹底的磨いたので綺麗にはなったが不思議だ。

  ① 解像度は高く、典型的なテクニカサウンドと言った感じだ。
    切れの良い、明るいサウンドが楽しめる。
P1060457.JPG
1016-5.jpg

  ② ①と比べると、ややアダルト調のサウンドとなる。
    こちらの方がバランスはいいのかもしれない。
    音の傾向は同じような感じだ。
P1060458.JPG
1016-6.jpg

③ テクニカ AT-100系
P1060459.JPG
1016-4.jpg
  OEM用途らしいので、正確な型番はわからない。ボディは100系共通だ。
  針折れだったので、振動系を移植して復活させた。
  サウンドは非常に軽やかで、明るい。


④ テクニカ AT-13E
P1060591.JPG
1023_1.jpg
  テクニカの中間管理職、下はAT-10G 上は AT-15E とあまりぱっとしなかったモデル。
  濃紺で配色はなかなかい良い。
  音は明るく、ヤング向けのサウンドとなっている。

⑤ マイクロ精機 M-2100/E
P1060585.JPG
1023-2.jpg
  マイクロ精機は、70年代前半カートリッジも作っていたようで、いろいろなメーカーにOEM供給していた。
  やや厚め低域で、透明度の高いサウンドが楽しめる。

⑥ パイオニア PC-20
P1060586.JPG
1023-3.jpg
  テクニカからのOEM供給のようだ。
  PC-10から始まるモデルの最終形。
  安定感のあるどっしりしたサウンドを聴かせてくれる。
  MM型らしいサウンドだ。

⑦ パイオニア PC-110
P1060587.JPG
1023-4.jpg
  70年代後半に付属プレヤーに広く採用された。
  ⑥と比べると確実にレンジは広がっている。
  高域の解像度も上がって、現代的なサウンドを聴かせてくれる。

⑧ パイオニア PC-16
P1060588.JPG
1023-5.jpg
  ⑦は普及機に多く使われたが、PC-16 は高級機のプレヤーの付属として幅広く採用された。
  ⑦より、低域の厚み、雰囲気が加わり、さすが高級機の付属カートリッジといった感じだ。

⑨ ビクター MD-1016
P1060589.JPG
1023-6.jpg
  70年代にこちらもプレヤーの付属カートリッジとして幅広く採用された。
  グランツ製だ、オーディオメーカーはカートリッジを格安で購入し、OEMメーカーは、交換針で利益を上げる。
  そんなビジネスモデルが見えてくる。インクジェットと同じ手法だ。
  サウンドは、非常にバランスが良い。
  かなり明るいサウンドだ。

⑩ ELAC STS-455E
P1060590.JPG 
1023-7.jpg
  日本では入手が難しかったのではないと思う。
  新潟では売っているところみたことなし、雑誌の紹介も少なめ。
  秋葉原でもあまりお目にかかれなかった。
  なんど聴いても個性的なサウンドだ。
  刺激的な音は一切聴かせない。低域が充実しており、中域はかなり厚め。
  現在入手できるカートリッジでこのサウンドは入手できない。

 

  

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。