F-8 VS F-9 を比較試聴 [試聴日記]
グレース F-8 F-9 を比較試聴した。
F-8 のボディはモールドで、F-9 Level-II のボディはメタルだ。
F-8 を見たときの印象はなんでこんなオモチャみたいな、カートリッジ人気があるのだろう?
聴いて驚いた。素晴らしい解像度で人気もうなづける。
F-8 サスペンションはダンパだけで保持する形だったが、F-9 以降はテンションワイヤー方式となっている。
どちらがいいか議論は分かれるが、テンションワイヤー方式の方が手間ひまかかることは間違いない。
F-8
バランスが良い。癖がなく中庸なサウンドでリファレンス的に使える。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
F-9
確かにレンジも広がっているし、音場も広大になっている。
やや高域にエネルギーが高まり、量感が寂しい。
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F-8 のボディはモールドで、F-9 Level-II のボディはメタルだ。
F-8 を見たときの印象はなんでこんなオモチャみたいな、カートリッジ人気があるのだろう?
聴いて驚いた。素晴らしい解像度で人気もうなづける。
F-8 サスペンションはダンパだけで保持する形だったが、F-9 以降はテンションワイヤー方式となっている。
どちらがいいか議論は分かれるが、テンションワイヤー方式の方が手間ひまかかることは間違いない。
F-8
バランスが良い。癖がなく中庸なサウンドでリファレンス的に使える。
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F-9
確かにレンジも広がっているし、音場も広大になっている。
やや高域にエネルギーが高まり、量感が寂しい。
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テクニカ AT-15 シリーズ を比較する。 [試聴日記]
テクニカ AT-15 シリーズ が4個入手できた。
① AT-15E
② AT-15XE
③ AT-15Ea
④ AT-15Ea 修理品
なんだかんだ言っても AT-15E が一番高級感がある。
Ea でどうしてもプラモデルみたいな色にしたのだろうか?
とても疑問だ。
XE は Ea 海外向けモデルだ。
④は針折れ品をAT-10G系の振動系に入れ替えて修理している。
① AT-15E
アッタク音がよく表現できている。音の粒立ちが良い。
メリハリのあるサウンドを聴かせてくれる。
② AT-15XE
音量が少し小さい。ヘッドシェルの影響もあるだろが、① と比べるとアダルト調だ。
③ AT-15Ea
モールドの色は濃い青、グレーに近い青もある。どちらが最近の生産品かはわからない。
音量は ① と同じくらいだ。
ややハイ上がりのサウンドだ。量感はやや寂しい。
④ AT-15Ea 修理品
音量は、②と同じくらいでやや小さめだ。
③とはかなり音の傾向が違う。
③がハイ上がりなのに対して、こちらのがフラットというべきだろう。
非常にバランスの良いサウンドだ。
① AT-15E
② AT-15XE
③ AT-15Ea
④ AT-15Ea 修理品
なんだかんだ言っても AT-15E が一番高級感がある。
Ea でどうしてもプラモデルみたいな色にしたのだろうか?
とても疑問だ。
XE は Ea 海外向けモデルだ。
④は針折れ品をAT-10G系の振動系に入れ替えて修理している。
① AT-15E
アッタク音がよく表現できている。音の粒立ちが良い。
メリハリのあるサウンドを聴かせてくれる。
② AT-15XE
音量が少し小さい。ヘッドシェルの影響もあるだろが、① と比べるとアダルト調だ。
③ AT-15Ea
モールドの色は濃い青、グレーに近い青もある。どちらが最近の生産品かはわからない。
音量は ① と同じくらいだ。
ややハイ上がりのサウンドだ。量感はやや寂しい。
④ AT-15Ea 修理品
音量は、②と同じくらいでやや小さめだ。
③とはかなり音の傾向が違う。
③がハイ上がりなのに対して、こちらのがフラットというべきだろう。
非常にバランスの良いサウンドだ。
オルトフォン コンコルド3兄弟を聴きくらべる。 [試聴日記]
オルトフォン のコンコルド 本当にかっこいい。
しかし、こんな軽量のカートリッジはバランスがとれるアームがどれだけあったか疑問だ。
SAEC WE-407 はだいぶズルをしてバランスをとっている。
コンコルドの単体カートリッジが LM シリーズ でその派生機種がたくさんある。
Ωシリーズも入手できたので比べてみた。
① LMB-8
LN シリーズの後継と思われる。
ややレンジは狭いが、MMらしいサウンドを聴かせてくれる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② Ω
LN の派生機種で、ローコストモデルと思われる。
低域の量感は良く出ている。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ コンコルド20
デザインは今見ても斬新だ。VMSシリーズより、軽快なサウンドが重量が関係しているかもしれない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
しかし、こんな軽量のカートリッジはバランスがとれるアームがどれだけあったか疑問だ。
SAEC WE-407 はだいぶズルをしてバランスをとっている。
コンコルドの単体カートリッジが LM シリーズ でその派生機種がたくさんある。
Ωシリーズも入手できたので比べてみた。
① LMB-8
LN シリーズの後継と思われる。
ややレンジは狭いが、MMらしいサウンドを聴かせてくれる。
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② Ω
LN の派生機種で、ローコストモデルと思われる。
低域の量感は良く出ている。
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③ コンコルド20
デザインは今見ても斬新だ。VMSシリーズより、軽快なサウンドが重量が関係しているかもしれない。
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カートリッジをまとめて聴く その86 [試聴日記]
① ビクター MD-1016 33H
グランツからのOEMだ。ベルトドライブからダイレクトの過渡期の付属プレヤーによく採用されたいた。
付属品のおまけカートリッジなのだが、よくできたカートリッジだ。
低域の押し出しがよく MM型の見本のようなカートリッジだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
② テクニカ AT-100E
本品は、テクニカブランドではなく、OEMモデルだ。
① と比べると楕円スタイラスの影響か確実にレンジは広がっている。
押し出し、低域の量感は若干後退しているようだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
③ テクニカ AT-10G
トリオのV-42、テクニカからのOEM供給品だ。
低域の量感が良い、少しダンプ気味で、アダルトなサウンドだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
④ テクニクス EPC-1200U
DJ の文字があり、テクニクスがスクラッチブームの時に発売したカートリッジだ。
これも、THE MM といった感じのサウンドだ。低域の量感が素晴らしい、レンジはやや狭い。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑤ スタントン 681EEE
スタントンのカートリッジのカンチレバーには驚かされる。
更にダンパーは固めで、不良かなと思ったら素晴らしいサウンドだったりする。
レンジは広がっており、低域の伸びも良い。
日本のカートリッジのように毛穴まで表現するようなサウンドではない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑥ テクニクス EPC-270
テクニクスと書いてあるが、OEM向けらしくモールドの色が違う。
ボディは EPC-270 そのものだ。
付属カートリッジの割りに良くできている。量感はやや控えめだが、レンジも広く付属としては十分だ。
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⑦ SONY VL-32
テクニカ からのOEM製品で、AT-10G系の派生機種だ。
高域が伸びており、AT-10G系のサウンドとは少し違うようだ。
低域の量感はやや控えめだ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
⑧ パイオニア PC-110
テクニクスのEPC-270と同じく、付属で生産数量は何個だろう。
特筆すべきはこのカートリッジの断線にはお目にかかったことがない。
オルトフォンとは大違いだ。
高域がとてもさわやかなカートリッジであり、付属品として十分だろう。
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⑨ テクニカ AT-E30
テクニカが軽量化の振動系でリリースした新シリーズ。
こちらは不人気で結局旧来の振動系が生き残ることになる。
短いカンチレバーなど振動系の軽量化は、解像度のサウンドに寄与している。
デザインが受け入れらなかったようだ。
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⑩ パイオニア PC-11
ベルトドライブ時代の付属カートリッジだ。
製造はテクニカ、PC-20 までロングセーラーだった。
付属品のカートリッジだが、音場もいいし低域の量感も良い。
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グランツからのOEMだ。ベルトドライブからダイレクトの過渡期の付属プレヤーによく採用されたいた。
付属品のおまけカートリッジなのだが、よくできたカートリッジだ。
低域の押し出しがよく MM型の見本のようなカートリッジだ。
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② テクニカ AT-100E
本品は、テクニカブランドではなく、OEMモデルだ。
① と比べると楕円スタイラスの影響か確実にレンジは広がっている。
押し出し、低域の量感は若干後退しているようだ。
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③ テクニカ AT-10G
トリオのV-42、テクニカからのOEM供給品だ。
低域の量感が良い、少しダンプ気味で、アダルトなサウンドだ。
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④ テクニクス EPC-1200U
DJ の文字があり、テクニクスがスクラッチブームの時に発売したカートリッジだ。
これも、THE MM といった感じのサウンドだ。低域の量感が素晴らしい、レンジはやや狭い。
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⑤ スタントン 681EEE
スタントンのカートリッジのカンチレバーには驚かされる。
更にダンパーは固めで、不良かなと思ったら素晴らしいサウンドだったりする。
レンジは広がっており、低域の伸びも良い。
日本のカートリッジのように毛穴まで表現するようなサウンドではない。
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⑥ テクニクス EPC-270
テクニクスと書いてあるが、OEM向けらしくモールドの色が違う。
ボディは EPC-270 そのものだ。
付属カートリッジの割りに良くできている。量感はやや控えめだが、レンジも広く付属としては十分だ。
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⑦ SONY VL-32
テクニカ からのOEM製品で、AT-10G系の派生機種だ。
高域が伸びており、AT-10G系のサウンドとは少し違うようだ。
低域の量感はやや控えめだ。
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⑧ パイオニア PC-110
テクニクスのEPC-270と同じく、付属で生産数量は何個だろう。
特筆すべきはこのカートリッジの断線にはお目にかかったことがない。
オルトフォンとは大違いだ。
高域がとてもさわやかなカートリッジであり、付属品として十分だろう。
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⑨ テクニカ AT-E30
テクニカが軽量化の振動系でリリースした新シリーズ。
こちらは不人気で結局旧来の振動系が生き残ることになる。
短いカンチレバーなど振動系の軽量化は、解像度のサウンドに寄与している。
デザインが受け入れらなかったようだ。
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⑩ パイオニア PC-11
ベルトドライブ時代の付属カートリッジだ。
製造はテクニカ、PC-20 までロングセーラーだった。
付属品のカートリッジだが、音場もいいし低域の量感も良い。
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GT-2000 + DV-505 続き その2 [My Info]
GT-2000 + DV-505 の続き その2
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14-1
>> 本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。
業者で、個人的に、アルミ切削やりますよ。
図面をくれれば、その図面が問題だ。
穴位置を正確に測定できない。木製なら微調整はできるがメタルだと不可能に近い。
図面か、そうだ木練習して、それを実寸して作ってもらうと練習を兼ねて、5.5mm MDF の2枚重ねで自作した。
かっこ悪い。しっかり固定できているので問題ないと思う。
DL-107 で再度試聴
何度聴いても、重い低音じゃなくて、軽低音だ。
高域に特徴がある、解像度が高く、予想を裏切った好みのサウンドとなった。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
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>> 本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。
業者で、個人的に、アルミ切削やりますよ。
図面をくれれば、その図面が問題だ。
穴位置を正確に測定できない。木製なら微調整はできるがメタルだと不可能に近い。
図面か、そうだ木練習して、それを実寸して作ってもらうと練習を兼ねて、5.5mm MDF の2枚重ねで自作した。
かっこ悪い。しっかり固定できているので問題ないと思う。
DL-107 で再度試聴
何度聴いても、重い低音じゃなくて、軽低音だ。
高域に特徴がある、解像度が高く、予想を裏切った好みのサウンドとなった。
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ダンパが劣化したカートリッジの波形を測定してみる。 [情報]
SONYのXL-15 シリーズのダンパには困ったものだ。
ダンパが劣化して音が歪む。
オシロスコープは家にはないが、PCがその代わりを果たす。
便利な世の中だ。
XL-15 に XL-20 の交換針を移植したが見事に駄目だった。
聴感上も駄目だが、基準レコードをキャプチャーして、波形を確認した。
正弦波が変な波形になっている。
こちらで確認した XL-15 シリーズもついでに確認した。
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14
聴感上は問題ない様だが、波形はどうだろうか?
XL-15 オリジナル
XL-15 + XL-20の交換針
音量差があるが、同じ傾向なのでカートリッジ以外の箇所が原因だろう。
美しい正弦波だ。
ダンパが劣化して音が歪む。
オシロスコープは家にはないが、PCがその代わりを果たす。
便利な世の中だ。
XL-15 に XL-20 の交換針を移植したが見事に駄目だった。
聴感上も駄目だが、基準レコードをキャプチャーして、波形を確認した。
正弦波が変な波形になっている。
こちらで確認した XL-15 シリーズもついでに確認した。
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14
聴感上は問題ない様だが、波形はどうだろうか?
XL-15 オリジナル
XL-15 + XL-20の交換針
音量差があるが、同じ傾向なのでカートリッジ以外の箇所が原因だろう。
美しい正弦波だ。
AT-3M の交換針を作成する。 [修理記録]
AT-3M
M はAT-3のモノラルモデルだ。
AT-3 は素晴らしカートリッジだ。AT-3MにAT-3の交換針をつけようと思ったら、互換性がない。
Mモデルはコイルを巻き方を変えただけではなく、水平方向の振動だけに特化した発電ユニットのようだ。
ステレオはひし形、ほとんどのカートリッジはひし形だ。
さて、交換針をどうするか? AT-3 の交換針が使えないし、いつ入手できるかわからない。
モールドを削って、自作することにした。
正方形の交換針はお目にかかったことがない。
MD-1016もそうだが、挿入口が四角、交換針側が丸というパターンがある。
MD-1016の交換針で実験したら、いい感じだ、モールドと削っていくと、保持がほとんどできないことが分かった。
最初に削ったモールド
AT-5の交換針のモールドを削ればなんとなりそう、金具を取り外して荒削り
仮組
交換針は、ビクターのZ-1S 振動系をそのまま移植した。
実用上は問題ないだろう。
試聴結果
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M はAT-3のモノラルモデルだ。
AT-3 は素晴らしカートリッジだ。AT-3MにAT-3の交換針をつけようと思ったら、互換性がない。
Mモデルはコイルを巻き方を変えただけではなく、水平方向の振動だけに特化した発電ユニットのようだ。
ステレオはひし形、ほとんどのカートリッジはひし形だ。
さて、交換針をどうするか? AT-3 の交換針が使えないし、いつ入手できるかわからない。
モールドを削って、自作することにした。
正方形の交換針はお目にかかったことがない。
MD-1016もそうだが、挿入口が四角、交換針側が丸というパターンがある。
MD-1016の交換針で実験したら、いい感じだ、モールドと削っていくと、保持がほとんどできないことが分かった。
最初に削ったモールド
AT-5の交換針のモールドを削ればなんとなりそう、金具を取り外して荒削り
仮組
交換針は、ビクターのZ-1S 振動系をそのまま移植した。
実用上は問題ないだろう。
試聴結果
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GT-2000 + DV-505 続き その1 [My Info]
GT-2000 + DV-505 の続き
残っていた錘は、重量級向けのようで、普通のカートリッジはバランスが取れないことが分かった。
オークションを検索しても、DV-505 軽量用 ウェイトなど出品されているはずもない。
出入りしている金属加工メーカーに個人的に作ってもらおうか、とかいろいろ考えていると、
ハードオフに、つまみか足と思われるアルミ無垢のパーツが108円 で売っている。
即購入
オリジナル
オリジナルの半分の重量だが、いい感じなので貫通の穴を開けて自作することにした。
会社には、簡易旋盤がある。これを使えば楽勝と思ったら
ドリル径 5.1mm の替え刃行方不明だ。
5mm はあるので、5mm で穴あけを実施することにした。
チャイムがなった。5:30~6:00 までは夕休み、直ぐに実験室で穴あけ開始。
何始めたんですか?いろんな人に聞かれる。
恥ずかしい、音が大きい、削りくずが散乱する、1/3 くらい進んだら モーター停止。
簡易でトルクは弱いようだ、ゆっくりゆっくり進めて 3/4 くらいで進まなくなった。
機械油が必須らしい、オイルを垂らしたらなんとか貫通した。15分くらいかかった。
もう、2度とやりたいくない。
穴を棒やすりで調整して、クリアランスなして装着できた。いい感じだ。
重さがもう少し欲しい。
とりあえば 10円玉を両面テープくっつけて、いい感じの重量となった。
これで使えるカートリッジの範囲が広がった。
本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。
残っていた錘は、重量級向けのようで、普通のカートリッジはバランスが取れないことが分かった。
オークションを検索しても、DV-505 軽量用 ウェイトなど出品されているはずもない。
出入りしている金属加工メーカーに個人的に作ってもらおうか、とかいろいろ考えていると、
ハードオフに、つまみか足と思われるアルミ無垢のパーツが108円 で売っている。
即購入
オリジナル
オリジナルの半分の重量だが、いい感じなので貫通の穴を開けて自作することにした。
会社には、簡易旋盤がある。これを使えば楽勝と思ったら
ドリル径 5.1mm の替え刃行方不明だ。
5mm はあるので、5mm で穴あけを実施することにした。
チャイムがなった。5:30~6:00 までは夕休み、直ぐに実験室で穴あけ開始。
何始めたんですか?いろんな人に聞かれる。
恥ずかしい、音が大きい、削りくずが散乱する、1/3 くらい進んだら モーター停止。
簡易でトルクは弱いようだ、ゆっくりゆっくり進めて 3/4 くらいで進まなくなった。
機械油が必須らしい、オイルを垂らしたらなんとか貫通した。15分くらいかかった。
もう、2度とやりたいくない。
穴を棒やすりで調整して、クリアランスなして装着できた。いい感じだ。
重さがもう少し欲しい。
とりあえば 10円玉を両面テープくっつけて、いい感じの重量となった。
これで使えるカートリッジの範囲が広がった。
本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。
カートリッジをまとめて聴く その85 [試聴日記]
① SONY XL-15
このカートリッジのダンパの大半が劣化して使えない。
本カートリッジのダンパは問題ないようだ。
本当は実力の高いカートリッジだと関心する。
オークションで取引されている XL-15 の大半はまともに再生できないだろう。
いつもながら、良くこの値段と関心する。しかし、ノブの色が安っぽくで残念だ。
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② SONY XL-15 + XL-20 の交換針
本来は互換性がないが、問題なく利用可能だ。
本交換針は、新品だ。
① と比べて、遜色のないサウンドが楽しめる。
レンジも広く、高級機と比べても遜色ないと思う。
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③ テクニクス EPC-205CMKII
大人気 EPC-205CMK3 の前身モデルだ。
ワイドで、フラットで高品位なサウンドが楽しめる。
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④ ナガオカ MP-11
MP-100 のベースとなったモデルだ。
立ちがありもよく、シャープ、ハイスピードなサウンドを聴かせる。
ローコストなのに非常に高品質なサウンドだ。
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⑤ ビクター MD-1016
グランツからのOEM供給品だ。
グランツは多くのベンダーにカートリッジを供給していた。
付属品のカートリッジとしては特に優秀で、高級機として組み込んでも違和感はない。
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⑥ グレース F8-L
グレースのカートリッジの音の良さの秘密が分からない。
交換針はモールドだし、交換の勘合が強固な分けでもなくローコストMM型なみの構造だ。
出てくるサウンド、非常に高品位だ MCライクなサウンドが楽しめる。
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⑦ ビクター MD-1016 その2
グランツからのOEM供給品だ。
土台となり、日本のオーディオメーカーを支えていた。
このカートリッジは高域に特徴がある。
切れのある高域が素晴らしい。
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⑧ Lo-D MT-24
こちらもグランツからのOEM供給品。
ビクターのZ-1Sと同じ発電ユニットだ。上部モールドだけが違う。
改めて聴きなおすと良くできたカートリッジだ。
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⑧ テクニカ AT-E50
デザインが斬新過ぎたのか不人気で直ぐに終了となった。
極細の短いカンチレバーが特徴で、振動系の軽量化が計られている。
サウンドも現代風にアレンジされている。
オークションではとても不人気だ。
超ハイCPカートリッジだった。
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⑨ スタントン500A
1.5g針圧では音が歪む。資料によると針圧は 2~5gと書かれている。
2.5g針圧を印加して再度試聴してみた。
低域の分厚いサウンドとなった。
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⑩ テクニクス EPC-207C
大人気 EPC-205CMK3 の廉価版だ。
スタイラスチップ 無垢 --> 接合楕円
カンチレバー ボロン --> アルミパイプ
テンションワイヤー方式 --> ダンパのみ
1万5千では競合も多く、人気は無かった。
レンジは広く、音場の再現性も優れたハイ CP カートリッジだ。
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このカートリッジのダンパの大半が劣化して使えない。
本カートリッジのダンパは問題ないようだ。
本当は実力の高いカートリッジだと関心する。
オークションで取引されている XL-15 の大半はまともに再生できないだろう。
いつもながら、良くこの値段と関心する。しかし、ノブの色が安っぽくで残念だ。
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② SONY XL-15 + XL-20 の交換針
本来は互換性がないが、問題なく利用可能だ。
本交換針は、新品だ。
① と比べて、遜色のないサウンドが楽しめる。
レンジも広く、高級機と比べても遜色ないと思う。
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③ テクニクス EPC-205CMKII
大人気 EPC-205CMK3 の前身モデルだ。
ワイドで、フラットで高品位なサウンドが楽しめる。
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④ ナガオカ MP-11
MP-100 のベースとなったモデルだ。
立ちがありもよく、シャープ、ハイスピードなサウンドを聴かせる。
ローコストなのに非常に高品質なサウンドだ。
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⑤ ビクター MD-1016
グランツからのOEM供給品だ。
グランツは多くのベンダーにカートリッジを供給していた。
付属品のカートリッジとしては特に優秀で、高級機として組み込んでも違和感はない。
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⑥ グレース F8-L
グレースのカートリッジの音の良さの秘密が分からない。
交換針はモールドだし、交換の勘合が強固な分けでもなくローコストMM型なみの構造だ。
出てくるサウンド、非常に高品位だ MCライクなサウンドが楽しめる。
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⑦ ビクター MD-1016 その2
グランツからのOEM供給品だ。
土台となり、日本のオーディオメーカーを支えていた。
このカートリッジは高域に特徴がある。
切れのある高域が素晴らしい。
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⑧ Lo-D MT-24
こちらもグランツからのOEM供給品。
ビクターのZ-1Sと同じ発電ユニットだ。上部モールドだけが違う。
改めて聴きなおすと良くできたカートリッジだ。
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⑧ テクニカ AT-E50
デザインが斬新過ぎたのか不人気で直ぐに終了となった。
極細の短いカンチレバーが特徴で、振動系の軽量化が計られている。
サウンドも現代風にアレンジされている。
オークションではとても不人気だ。
超ハイCPカートリッジだった。
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⑨ スタントン500A
1.5g針圧では音が歪む。資料によると針圧は 2~5gと書かれている。
2.5g針圧を印加して再度試聴してみた。
低域の分厚いサウンドとなった。
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⑩ テクニクス EPC-207C
大人気 EPC-205CMK3 の廉価版だ。
スタイラスチップ 無垢 --> 接合楕円
カンチレバー ボロン --> アルミパイプ
テンションワイヤー方式 --> ダンパのみ
1万5千では競合も多く、人気は無かった。
レンジは広く、音場の再現性も優れたハイ CP カートリッジだ。
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ビクター QL-Y55F を修理する。 [試聴日記]
ビクター QL-Y55F を修理する。
こちらのブログの続き
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
ボリュームは、その辺に売っていないので、会社の帰り道に千石で買ってきた。
ボリュームを変えるだけだし、楽勝と思いきや
C型ボリュームの外しで、時間がかかってしまった。
無事交換完了。
今度は10KBと刻印されている。
針圧 0g での印加針圧をチェックする。
負荷はほとんど無い状態だ。
これがボリュームの不良だと、0g にはならない。
1.5g にボリュームを調整して再度実測
1.6g の印加針圧だ。
きちんと機能していると考えて良い。
再度組み立ての前に、内部写真
再度組み立てて試聴した。
17cm シングルリードインに着地できない。
リードインアジャストで調整できることが分かったので、調整していたら、変な動きになってしまった。
リードインアジャストをいくら調整してもおかしい、動作のままだ。
午前1時20分、明日も会社で強制終了。
翌日出張、ネットで調べて何も出てこない。
おかしい、アームの位置は、光センサーを使っている。
光センサーを遮る、穴が複数開いた遮光版でアームの位置を検出している。
遮光版の位置をメカ的に変更するだけと踏んだ。しかし挙動がおかしい。
納得がいかない。
気になってしかたがない。
英語版だがサービスマニュアルが有償で入手できることが分かった。
値段は$5 、PayPal だしここなら安心と サービスマニュアルを買った。
印刷して病院に持って行った。病院では3時間待ち、マニュアルをずっと読んでいた。
トーンアームの組み立て図
リードイン、アウトの調整に関する説明
どうも、説明と動作が合わない。
アームがぐらぐらしているように感じる、組み立て図を再度確認して、垂直軸がおかしいと踏んだ、
カーバーを外して分解することにした。
ネジが外せない、工具はないので、ニッパで代用
カバーは、スケルトンだった。
軸を留めるネジが緩んでいた、しかも半端なく緩んでおり、アーム自身が軸から外れていたようだ。
10回転以上回った。
もともと、緩んでいたのが、リードイン調整時に、外れてしまったようだ。
締めなおして、無事復活
17cmシングルの最初から最後までキチンと再生できた。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
音は、アダルト調だがダンプ量によってかなり表情が変わる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
電子制御のアームは今後二度と出てこないだろう。
貴重な、電子制御アームの復活に満足、やっと安心して眠れる。
こちらのブログの続き
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2016-12-25
ボリュームは、その辺に売っていないので、会社の帰り道に千石で買ってきた。
ボリュームを変えるだけだし、楽勝と思いきや
C型ボリュームの外しで、時間がかかってしまった。
無事交換完了。
今度は10KBと刻印されている。
針圧 0g での印加針圧をチェックする。
負荷はほとんど無い状態だ。
これがボリュームの不良だと、0g にはならない。
1.5g にボリュームを調整して再度実測
1.6g の印加針圧だ。
きちんと機能していると考えて良い。
再度組み立ての前に、内部写真
再度組み立てて試聴した。
17cm シングルリードインに着地できない。
リードインアジャストで調整できることが分かったので、調整していたら、変な動きになってしまった。
リードインアジャストをいくら調整してもおかしい、動作のままだ。
午前1時20分、明日も会社で強制終了。
翌日出張、ネットで調べて何も出てこない。
おかしい、アームの位置は、光センサーを使っている。
光センサーを遮る、穴が複数開いた遮光版でアームの位置を検出している。
遮光版の位置をメカ的に変更するだけと踏んだ。しかし挙動がおかしい。
納得がいかない。
気になってしかたがない。
英語版だがサービスマニュアルが有償で入手できることが分かった。
値段は$5 、PayPal だしここなら安心と サービスマニュアルを買った。
印刷して病院に持って行った。病院では3時間待ち、マニュアルをずっと読んでいた。
トーンアームの組み立て図
リードイン、アウトの調整に関する説明
どうも、説明と動作が合わない。
アームがぐらぐらしているように感じる、組み立て図を再度確認して、垂直軸がおかしいと踏んだ、
カーバーを外して分解することにした。
ネジが外せない、工具はないので、ニッパで代用
カバーは、スケルトンだった。
軸を留めるネジが緩んでいた、しかも半端なく緩んでおり、アーム自身が軸から外れていたようだ。
10回転以上回った。
もともと、緩んでいたのが、リードイン調整時に、外れてしまったようだ。
締めなおして、無事復活
17cmシングルの最初から最後までキチンと再生できた。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
音は、アダルト調だがダンプ量によってかなり表情が変わる。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
電子制御のアームは今後二度と出てこないだろう。
貴重な、電子制御アームの復活に満足、やっと安心して眠れる。