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カートリッジをまとめて聴く その69 [試聴日記]

① Lo-D MT-24 一体型
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 MT-24 と ビクターZ-1S はボディは共通で上側のモールドが異なるだけだ。
 グランツからのOEMである。針の互換性は問題ない。隙間が開く。機能には問題ない。
 レンジはそれほど欲張っていないが力強い低域とフラットで癖の無いサウンドだ。

② SONY XL-25
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 XL-15 の上位モデルで、スタイラスチップに楕円ダイヤモンドを採用している。
 音は鮮烈で、ワイドレンジ XL-15 とは差を感じさせる。

③ テクニクス 一体型カートリッジ EPC-271CS
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 EPC-270 のヘッドシェル一体型カートリッジ、フラットなサウンドで癖がない。
 標準的サウンドの見本といった感じだ。


④ オルトフォン M-15 Super
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 交換針はナガオカの互換品だ。M-15 はMI型であり、後の VMS型の原型となるシリーズだ。
 非常に元気の良いサウンドを聞かせる。

⑤ パイオニア PC-110
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 いわずと知れたベストセラーだ。中級機のプレヤーのカートリッジはみんなこれだった。
 音は中庸で、レンジは欲張っていないが安心して使える。



⑥ ELAC STS-455E
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  このカートリッジは、日本製には持っていない良さ(特徴)を持っている。
  圧倒的な量感と決して嫌な音は聴かせない。
  刺激音たっぷりの TORTURE がまるで別物のサウンドに聴こえる。量感たっぷりだ。
  この手のカートリッジは日本製で聴いたことがないし、独特なサウンドだ。
  日本では、代理店の関係もあってあまり売ってすらいなかったし、雑誌も紹介には消極的だった。
  新潟でも、上京してからも量販店で売っているのを見たことはない。

⑦ ピッカリング DJ-150 本体はスタントン
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  メリハリのあるサウンドだ。針は太く短めこの手のカートリッジも日本製では見当たらない。
  底すりしないかと心配になるが固めのダンパで特に問題はなし。

⑧ ピッカリング NP/AC
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  こちらも出力電圧が大きく、非常にパンチの効いたサウンドとなっている。
  解像度よりも押し出し感、迫力を追求したサウンドのようだ。

⑨ スタントン 600EE
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  低域の押し出しが良い、かなり下まで再生できているようだ。音の傾向的には STS-455 に通じるとことがある。
  更に高域のキラキラした感じも追加され、ややドンシャリなサウンドとなっている。

⑩ テクニクス EPC-1200U
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  メリハリも低域の量感もバランスが良い。
  本来の互換性はないが機能的にも問題ないどことか非常にバランスの良い優れたサウンドである。





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