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GT-2000 + DV-505 続き その1 [My Info]

GT-2000 + DV-505 の続き





残っていた錘は、重量級向けのようで、普通のカートリッジはバランスが取れないことが分かった。

オークションを検索しても、DV-505 軽量用 ウェイトなど出品されているはずもない。

出入りしている金属加工メーカーに個人的に作ってもらおうか、とかいろいろ考えていると、

ハードオフに、つまみか足と思われるアルミ無垢のパーツが108円 で売っている。

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即購入



オリジナル

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オリジナルの半分の重量だが、いい感じなので貫通の穴を開けて自作することにした。

会社には、簡易旋盤がある。これを使えば楽勝と思ったら

ドリル径 5.1mm の替え刃行方不明だ。

5mm はあるので、5mm で穴あけを実施することにした。

チャイムがなった。5:30~6:00 までは夕休み、直ぐに実験室で穴あけ開始。

何始めたんですか?いろんな人に聞かれる。

恥ずかしい、音が大きい、削りくずが散乱する、1/3 くらい進んだら モーター停止。

簡易でトルクは弱いようだ、ゆっくりゆっくり進めて 3/4 くらいで進まなくなった。

機械油が必須らしい、オイルを垂らしたらなんとか貫通した。15分くらいかかった。

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もう、2度とやりたいくない。

穴を棒やすりで調整して、クリアランスなして装着できた。いい感じだ。

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重さがもう少し欲しい。

とりあえば 10円玉を両面テープくっつけて、いい感じの重量となった。

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これで使えるカートリッジの範囲が広がった。



本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。


カートリッジをまとめて聴く その85 [試聴日記]

① SONY XL-15
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  このカートリッジのダンパの大半が劣化して使えない。
  本カートリッジのダンパは問題ないようだ。
  本当は実力の高いカートリッジだと関心する。
  オークションで取引されている XL-15 の大半はまともに再生できないだろう。
  いつもながら、良くこの値段と関心する。しかし、ノブの色が安っぽくで残念だ。

② SONY XL-15 + XL-20 の交換針
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  本来は互換性がないが、問題なく利用可能だ。
  本交換針は、新品だ。
  ① と比べて、遜色のないサウンドが楽しめる。
  レンジも広く、高級機と比べても遜色ないと思う。

③ テクニクス EPC-205CMKII
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  大人気 EPC-205CMK3 の前身モデルだ。
  ワイドで、フラットで高品位なサウンドが楽しめる。

④ ナガオカ MP-11
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  MP-100 のベースとなったモデルだ。
  立ちがありもよく、シャープ、ハイスピードなサウンドを聴かせる。
  ローコストなのに非常に高品質なサウンドだ。

⑤ ビクター MD-1016
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  グランツからのOEM供給品だ。
  グランツは多くのベンダーにカートリッジを供給していた。
  付属品のカートリッジとしては特に優秀で、高級機として組み込んでも違和感はない。

⑥ グレース F8-L
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  グレースのカートリッジの音の良さの秘密が分からない。
  交換針はモールドだし、交換の勘合が強固な分けでもなくローコストMM型なみの構造だ。
  出てくるサウンド、非常に高品位だ MCライクなサウンドが楽しめる。


⑦ ビクター MD-1016 その2
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  グランツからのOEM供給品だ。
  土台となり、日本のオーディオメーカーを支えていた。
  このカートリッジは高域に特徴がある。
  切れのある高域が素晴らしい。

⑧ Lo-D MT-24
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  こちらもグランツからのOEM供給品。
  ビクターのZ-1Sと同じ発電ユニットだ。上部モールドだけが違う。
  改めて聴きなおすと良くできたカートリッジだ。


⑧ テクニカ AT-E50
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 デザインが斬新過ぎたのか不人気で直ぐに終了となった。
 極細の短いカンチレバーが特徴で、振動系の軽量化が計られている。
 サウンドも現代風にアレンジされている。
 オークションではとても不人気だ。
 超ハイCPカートリッジだった。

⑨ スタントン500A
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  1.5g針圧では音が歪む。資料によると針圧は 2~5gと書かれている。
  2.5g針圧を印加して再度試聴してみた。
  低域の分厚いサウンドとなった。

⑩ テクニクス EPC-207C
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  大人気 EPC-205CMK3 の廉価版だ。
  スタイラスチップ 無垢 --> 接合楕円
カンチレバー ボロン --> アルミパイプ
  テンションワイヤー方式 --> ダンパのみ

  1万5千では競合も多く、人気は無かった。
  レンジは広く、音場の再現性も優れたハイ CP カートリッジだ。
  

  




 

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